ぱわれす でいず 92  01/9/30

地下鉄の野田駅は、大阪地下鉄の中でもっとも地味な千日前線の始発駅である。
そんな野田駅のがらんとしたホームで、「電車が発車しますーお乗りの方はお急ぎくださいー」のアナウンスに猛然と駆け出す人あり。見ると「運転手」だった。

そんなに走らなくても、おいていきませんって。

律儀な人なのだな。

***

Webやぎの目・林雄司氏、対談もすばらしい。



ぱわれす でいず 91  01/9/28

家人が本日発売の宇多田ヒカルのDVDをくり返しくり返し見ている。

いつから宇多田ファンに?と思ったら、家人は宇多田を見ているのではなかった。
プロモビデオに一緒に写っているロボット「PINO」を見ているのだ。
そのために発売日にDVDを買う男。


右がPINO
左がASIMO
前は干支


ぱわれす でいず 90  01/9/27

今週の小泉内閣メールマガジンの「らいおん はーと 総理のメッセージ」は

「ファイト テロリズム」

それを言うなら ファイト アゲンスト だろう。応援してどうするか。

最近はニュースのあげ足を取ってばかりの手抜きぱわれすだが、ついでだ、これもいっとこう。

「バナナだってモバイルだ!」
日本バナナ輸入組合はバナナ1本をまるごと入れて気軽に持ち運べる専用ホルダー「バナナ・ホルダー」を発売。バナナのスマートなモバイル化を実現する

んだって。



ぱわれす でいず 89  01/9/26

本がいっぱいある部屋でこれを書いている。8割が家人の本。
ざっと見渡すだけで
「一生お金に困らないで暮らせる方法」「がんばらない」「株で一億円作る!」「借金棒引きの経済学」「初めてのロボット設計」「男の着物」「痛快!不老学」

蔵書はその人の脳の延長であるそうなんだが。

ところで「一人暮らしのごはん」ってなんだ。



ぱわれす でいず 88  01/9/24

友人のボイス・トレーニング・ライブに行った。

出演者の歌を聴くつもりで出かけたのに、出演者に歌を聴かれて帰ってきた。このライブでは客が歌うのだ。3時間。休みなしで。
厳しい指導が舞台上から飛ぶ。「力を抜いて!喉を開いて!伸びて!縮んで!」

私を含め、事態が飲み込めていない人多数。しかし否応なくライブは進行し、我々の持ち歌も増える。歌はゴスペルだ。観客全員揺れながら「OH!LOAD!」と合唱。ここはどこだ。ハーレムの教会か。

観客の立場に安住できないライブ。次回はちゃんと昼ご飯を食べて、万全の体制で臨もうと思う。



ぱわれす でいず 87  01/9/23

会社の野球部の応援に行った。何の気なしにデジカメで選手達をパシャパシャ撮っていると、「ホームページ作ってよ」。
おっと!公式記録に採用か?
それまでは本能の赴くままに撮っていたのだが、それではいけない。まんべんなく全員押さえなければ。まんべんなくまんべんなく・・・・
とつぶやきながら撮影したのに、あとで見ると必要以上に写っている人と避けたかのように写ってない人がいる。まんべんだらけ。あのまま普通に撮ってたらこんなに偏らなかったに違いない。
どうなってるんだ私のまんべん感。

***
チームは快勝し、リーグ優勝も決めた。ホームページは限定公開中。見たい方がいらっしゃったらメールください。



ぱわれす でいず 86  01/9/21

連休が入るので3日も早い給料日。
明細が配られると若い社員達から「やたー!」と歓声が上がる。「金曜日やし、今日はスパークするか!」。
(スパーク?)

一瞬うれしい気持ちになるのはわかるが、喜ぶのは間違っているぞ。
今月早く来たら来月までが遠くなるだけではないか。
こういうのを朝令暮改という。

違うってば。朝三暮四だろ。



ぱわれす でいず 85  01/9/20

季候がいいから歩いて帰っている。
途中、左右は国道と線路、上下は陸橋と地下道にはさまれた歩道を通る。そこは広いけれどもあまり意味のない空間で、通る人も少ない都会のエアポケットである。
そしてそこでは、決定的にヘンではないが決して尋常ではない、なんとも微妙な人達に出会う。手足を包帯でグルグルに巻いた人。カバンを両手に3つずつ持った人。歩道中央で丸まって眠っている人(身なり小ぎれい)。外人のようにのけぞってキスをする人(中年)。
一日でこれだけの人に出会った。

そんな空間を歌を歌いながら競歩のスピードで通過する私も微妙であるけれども。



ぱわれす でいず 84  01/9/19

本日のasahi.comより

【若い女性のセックスを5年間禁止 スワジランド】
南部アフリカの王国スワジランドからの報道によると、同国政府はエイズ対策のため、若い女性のセックスを5年間、禁止すると発表した。禁を破った男性には牛1頭の罰金が科せられるという。
AFP通信によると、ムスワティ国王の33歳の誕生日に合わせて発表された。どの年齢層が対象なのかは明らかではないものの、性体験のない女性は青と黄色のふさを、19歳以上は赤と黒のふさを身につけることも求められている。同通信によると、この措置が発表された場では抗議の怒号が上がったという。


突っ込みどころに下線を引こうと思ったのだが、あきらめた。まるごと鑑賞してください。この唐突さを。
「オレに言うなよ!しらねーよ!」と朝日記者の声が聞こえそうだ。

個人的には「抗議の怒号」の部分がいちばん心温まりました。



ぱわれす でいず 83  01/9/17

営業N氏が、得意先を訪問しようと電話を入れた。
「今日お伺いしてよろしいですか?」
「ええけど、何しに来んの?」
担当者にこう切り返されたN氏、とっさに
「は、いえあの・・・おそばに置いていただきたくて。

すっぽん営業、玉砕営業、食い逃げ営業と、営業スタイルにも色々あるが、これもひとつの型である。マスコット営業。



ぱわれす でいず 82  01/9/14

「会社の中」というところは「着メロ無法地帯」である。
会社の中だから、人がたくさんいる。会社の中だから、脱いだ上着のポケットや机の上にケイタイが放置されている。
というわけで、ところかまわず「NHKきょうの料理」。ところかまわず「ヤン坊マー坊天気予報」。ところかまわず「やだねったら、やだね〜」。

ビジネスシーンに緊張感を維持するために、そろそろ何らかの規制が必要ではないか。服務規程に「職場で脱力着メロ禁止」条項追加。そのメロディが脱力かどうかはみんなで決める。「いや私は「笑点」を聞くと身が締まる」という人も出て紛糾。

矢沢の「ルイジアンナ」をじゃかじゃか鳴らしている私に人の着メロがどうのと言う資格はないのだけれども。



ぱわれす でいず 81  01/9/12

今日は私の夏休みだ。なのにまだガスが出ない。
何度リセットしてもガスメーターは動かない。早朝から大阪ガスのおじさんと大騒ぎである。「どっかでガス漏れしてるんちゃうか」「ガス管全点検せな」と騒ぎは大きくなるばかり。おじさんの数はどんどん増える。すごい装置を持ってくる。ああ、マイ夏休みが。

さんざん騒いだ果てにようやく判明した原因は、家の横で行っている道路工事で、「すごい古い管があったから切りましてん」。

・・・・・・・。

「いやまさか生きてる思わんから」

去年はねずみに電気ケーブルをかじられて停電した。当家のライフライン、まことにぱわれす。
そしてガスが通じるまで、おじさん達と過ごした私の夏休みも。



ぱわれす でいず 80  01/9/11

さっき家に戻ったのだが、ガスが出ない。

すでに深夜である。電気釜でご飯は炊いた。でもガスが出ないからおかずを作れない。お茶も湧かせない。
あと「お風呂に入れない」という問題が表面化するのも時間の問題だ。もうしてるってば。

しかしとりあえずHPの更新などして問題から目をそらしている私。

***

そんなことを言ってるうちにアメリカがとんでもないことに。こんなページを更新してる場合かとも思うのだが。



ぱわれす でいず 78  01/9/8

Sくんは海外の仕事用に作った名刺に Steve S○○○○ と刷っている。

Sくんの名前はしんいち。でも誰も知らないうちにスティーブ。しんいちだからスティーブ。しんいちなのにスティーブ。

「Sくん」と「スティーブ」を受け止めかねている私。



ぱわれす でいず 77  01/9/6

夕刊フジの一面見出しに「また噴火」
あら、三宅島が?!と思ったら「新庄」だった。
たく。

***

きのうはなんでお座敷小唄など思い出したかというと、夕刊のテレビ欄下の通販CDセットの広告だ。通販CDの広告を眺めるのは、みなさんと同様私も大好きだ。80年代ポップス(カーマは気まぐれとかね)。70年代ニューミュージック(学生街の喫茶店とかね)。

きのうの広告は「演歌」系だった。そのなかに、「ムード歌謡」「昭和泪歌全集」などに並んで「お座敷・宴会ソング」というジャンルがあったのだ。「芸者ワルツ」「三味線ブギウギ」。

五月みどりの「おひまなら来てね」はけっこう有名だと思うが、「忙しくても来てね」「あしたも来てね」と続いていたのは知ってましたか? 「来てねシリーズ」というらしい。図に乗ってゆく芸者。



ぱわれす でいず 76  01/9/5

いきなりですがお座敷小唄。
♪富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も
♪雪に変わりがあるじゃなし とけて流れりゃみな同じ


なんだか説得力があるように思うが、実は何を言ってるんだかさっぱり分からない。

うって変わって2番はよくわかる。
♪好きで好きで大好きで 死ぬ程好きなお方でも
♪妻と言う字にゃ勝てはせぬ 泣いて別れた河原町


男は阪急沿線だな。



ぱわれす でいず 75  01/9/3

週刊現代の見出しに「ディズニーシー必勝プラン」とある。
行楽もやはり勝ち負けなのだ。払ったお金と労力の元を取れれば勝ち。取れなければ負け。

私は過去ディズニーには大負けしている。一度だけのディズニーランド体験は「オープンした年」の「お盆」の「日曜」だった。何でそんな日に行ったのだろう。学生だったのに。もちろんそんな日に行って勝てるはずもないのだが、へとへとになりつつも「何かひとつくらいメイン押さえんと!」とがんばって並んで入ったのが「イッツ・ア・スモール・ワールド」。

これ、宝塚ファミリーランドの「世界はひとつ」やんかー!!!!

以来、このトラウマによりディズニーには戦意喪失。

***

関係ないが、同じ号の週刊現代の記事。
デフレや! 価格破壊や! 牛丼値段や!
大阪で「280円フーゾク」が出た!


・・・最近ちょっとネタがお下劣。反省。



ぱわれす でいず 74  01/9/2

ガーデニング趣味が高じて、最近は「人」を見ても「植えたい」と思ってしまう。
脚を切って20号鉢に植えるのだ。
あの子とあの子を蔓草あしらって寄せ植えに。
あの子はちょっと伸びすぎだから切りつめてと。
あの子は挿し木で増やそう。

私的には楽しい夢なんですが、ホラー? やっぱり?


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