ぱわれす でいず 223 02/2/28

仕事は積み重なっていくばかり。
「もうこうなったら毒皿ですわー!」と叫んでから思った。

「毒食わば皿まで」ってどういう意味だ。

毒を食ったら皿を食べても同じ。

そんなことはないだろう。毒は食えても皿なんか食えるか。じゃあ食って見ろ皿。


もうことわざにまで絡みたい気分の私。



ぱわれす でいず 222 02/2/27

きょうの晩ごはんは家人が買ってきたお寿司。
その中に見たことのない、何のネタかわからないものが一カンあった。
「これなんでしょう?」

しばらく考えた家人、

「これはな、『謎の寿司』や」


ああ聞くんじゃなかった。



ぱわれす でいず 221 02/2/26

長らく音信不通だった友人から久しぶりに電話があったと思えば
「金貸してくれへん?」

「(いきなり、それかい!)いやまー、いいけど、いくら?」と聞くと

「いくら借りたらいいと思う?」

予期せぬ角度の返球をとっさに打ち返せず、「えっと・・・○○円とか」とつい多めに言ってしまう。するとすかさず
「よし、じゃそうしとくわ!」


やられました。



ぱわれす でいず 220 02/2/25

考古学の講演会でもらった三内丸山縄文文化ジュース。

「遺跡とりんごは青森の財産」だって。「貴重なものだ」と家人は言う。
普通は手に入らないと言う意味ではそうだが。




ぱわれす でいず 219 02/2/24

JUSCOでバナナとあんパンを買った。
子供か。
と思われるのがいやでオクラも一緒に買った。
私にとってオクラは大人な食べ物だ。

他に食べ物として大人なのは牡蛎、カマンベールチーズ、生ハムなど。ウニなんか私が食べていいんですかと思うくらい大人。

いずれも私が大人になるまで食べたことがないもの。



ぱわれす でいず 218 02/2/23

地下鉄のホームで、かわいらしい女性がケイタイで話している。

「・・・・ってママがいうのよ。誰って、ママが。だからあたしのママ。
うちのお母ん!


大阪の子はこうでなくっちゃ。



ぱわれす でいず 217 02/2/22

残業中、Fくんがぼんち揚げを前に「腹減ったけどこれ食ったら太るなあ」とつぶやいている。
「ええやん、太ろうよ!男は太ってこそ!」と奨励すると

「そういう特殊な人でなくて普通の人に好まれたいんです」

と言われた。

「でかい・強い・よく食う・無愛想」が男の理想型だと思うのだが。
そうすると究極の形が「北の湖」。

特殊な人ですか私。



ぱわれす でいず 216 02/2/21

Mちゃんの上海だよりから

> 旧正月中はあちこちで中国人民の方々は爆竹、花火をしているのですが、
> あきらかに家庭用花火ではない打ち上げ花火(たまやー、かぎやーみたいな)
> がそこかしこで打ち上げられていて驚きました。
> 昨日の新聞に、今年は花火による死者はなかった、安心したね、というような
> 内容の記事が載っていました。


私も安心しました。



ぱわれす でいず 215 02/2/20

朝出かける前に鏡を見て「今日の私は誰かに似てるなあ」と思った。
私は普段「犬」に似ているのだが、今日は違う。誰だろう、と一生懸命考えて、やっと思いついた。
「土井たか子」だった。

思いつかなきゃよかった。

普段は元ロッテの牛島にも似ています。



ぱわれす でいず 214 02/2/19

大きな仕事が入ると関係者全員でミーティングをする。今日のミーティングは15人もいた。

前置きの長い人。「オレの場合はさ」とオレ論に持っていく人。誰にもわからないたとえを持ち出す人。それをわざわざ尋ねる人。「そういうことじゃないのよ」と途中から女になってしまう人。「ちゅうことやね」とすぐ帰りたがる人。うなずきながらあきらかに違うことを考えている人。場の空気が抜けるような着信音を鳴らす人。パンツがピチピチな人。金髪の人。

そんなこんなで3時間。会議は楽し。



ぱわれす でいず 213 02/2/18

迷惑メールを止めるにはアドレスを変えるしかないそうだ。うう。

しかし迷惑メール業界は非常に儲かるらしい。その道の権威Jくんにコピーライターになったらどうですかと言われた。うん、迷惑してるだけでは能がない。迷惑メールで稼ぐ。いいかもしれない。

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どうでしょうか。



ぱわれす でいず 212 02/2/17

昨日から突然ケイタイに迷惑メールがじゃんじゃん来るようになって困っている。

「極道のように過激な妻たちや、きわめて危険な不倫をする妻達がここぞとばかり集まってきています」

この中途半端な字余り具合。ぴんとこない形容詞の選び方。それに極道の妻ではなくて極道のような妻って。それは怖いだけだろう。

こんなメールが日に30通。ああ迷惑だ。



ぱわれす でいず 211 02/2/15

クローンのねこが誕生したという。そして名前が「コピーキャット(ものまね)」。
さえてるなあ。

もしクローンが解禁されたらぜひ家人のクローンを作りたい。そして家人の行動について私がフォローしかねるところを二人で補い合ってもらうのだ。

家人「庭に梅植えたよ」
クローン家人「それはすばらしい」

家「そろそろ大根の収穫やな」
ク「行こう行こう」

家「たまには着物で出かけるか」
ク「おーいいねえ」

ガメラの映画もAIBOを連れた旅も二人で行ってくれるだろう。ちくわ撒き犯の見張りも交代でできる。

解禁が待ち遠しい。



ぱわれす でいず 210 02/2/14

きょうは会社で3回もほめられてしまった。
しかしほめてくれた人はだれもエライヒトではないので私のサラリーは上がらない。スタンプカードを作ってほめられたら「でかした」スタンプを押してもらうのはどうか。「でかした」が10個たまると何かもらえる。
がんばるけどな。

でもウチの会社のことだから10個で「でかした横断幕」とか50個で「でかしたくす玉」とか。
みんな必死でほめられまいと努力。


バレンタインなのにこんなことを書いてる私。



ぱわれす でいず 209 02/2/13

掲示板でemmaさんから「尺八界の貴公子がちくわを吹いていた」との情報をいただいた。

ちくわを吹くという行為についてはさておくとして(さておき難いが)、「貴公子」にまず注目したい。
雅楽の貴公子、ニットの貴公子、紅茶の貴公子、大食いの貴公子。貴公子ブームか。登山界にもムエタイ界にも河内音頭界にもいるかもしれない。いやいるに違いない。逆にいそうでいないのが皇室か。

こう貴公子ばかりだと、クラシック界やフィギュアスケート界では貴公子では差別化できないだろう。いっそどうだろうか。鍵盤の狂犬。氷上の荒法師。

私は見たいけど。



ぱわれす でいず 208 02/2/12

引っ越しは終わったが社内で道に迷ってばかりいる。

***

通勤途中に通りかかる薬局がエンドレステープで「禁煙してても吸いたいようマーチ」を流している。

♪ずんた ずんた ずんた ずんた
禁煙してても吸いたいよう吸いたいよう
禁煙してても吸いたいよう吸いたいよう
禁煙してても吸いたいよう吸いたいよ〜うわほほほ♪

まったく聞くたびに心がはずむ。CMに出てくる煙草マンも邪悪な感じがとてもいい。体に悪くてもがんばって吸い続けようという勇気が湧いてくる。
すばらしい広告だと思います。



ぱわれす でいず 207 02/2/11

ネットのアンケートモニターに登録している。
20代であったり子供がいたりすると色々アンケートの依頼があるそうなのだが、39会社員女には訊きたいことがあまりないらしい。答える気満々なのに。

そしてきのう、やっと届いたアンケートは、何をきくかと思えばいきなり
「あなたはトラックを運転しますか」

するかー!



ぱわれす でいず 206 02/2/10

オリンピック。
私も盛り上がれたら楽しいのに、「船木の眉は相変わらず細いな」とか「まっすぐ歩け」とか、競技を見ても「冷静に仕事しろアナウンサー」とか、そんなことばかり思う。

オヤジか私。



ぱわれす でいず 205 02/2/8

引っ越し準備最終日。今日はどんなものを引き取ってしまうのかと恐れながら出社したが大したことはなかった。今日引き取ってしまったのは「そろばん」と「日本地図の下敷き」だけ。被害軽微。何だ被害って。

今日のT局長は「ぞーうきんぞーうきんおーはなが長いのねー」と歌っていた。
机をふきながら。



ぱわれす でいず 204 02/2/7

会社の引っ越し騒ぎも佳境に入る。今日は「強化ガラス」と「絵の具皿」と「ウェディングドレスのカタログ」を引き取ってしまった。私のばか。

もうみんな平日なのに私服でやってきて、ひたすら箱にものを詰めている。T局長は「整理せん奴は整理する!」と権力を振りかざしたかと思えば「それはオレか〜!」とひとりで騒いでいる。うるさい。

明日が準備の最終日。どんなことになるやら。

とりあえずボストンバッグ持っていこう。



ぱわれす でいず 203 02/2/6

会社のレイアウト替えで、みんな大わらわ。ロッカーを整理したり古いものを処分したり。

私はものを捨てることに非常な苦痛を覚える体質なのでとてもつらい作業。胸をかきむしられる思いで古いビデオを2箱捨てたのに、後になって「いらないVHSは施設に持っていって再生すれば喜ばれる」というお知らせを聞いた。今私の胸は血を流している。

今日は「製本テープ」「後藤理沙マウスパッド」「マンガを描いた傘」「1年前のミネラルウォーター」を引き取ってしまった。

業か。



ぱわれす でいず 202 02/2/5

「消費活動をして景気回復に貢献しよう」と家人は「梅の木」を買った。
消費の促進って、焼き肉食べるとかUSJに行くとか、政府はそういうことを言ってるんじゃないかと思うのだけれども。梅の木業界って不景気だろうか。

そして「Wちゃん(当社一の美人)は梅見たがれへんかな」

まったく何が景気貢献だか。



ぱわれす でいず 201 02/2/4

大正から現在まで、名前のベスト10を教えてくれるHPがある。
これを見ていると、日本人のメンタリティが激変したということがよくわかる。「清」から「海斗」へ、「千代」から「優花」へ。
清も千代も、平成の赤ちゃんの名前としては絶滅したと言っていいだろう。

年代を追って見ていくと、男も女も平成元年を境に命名の傾向が明らかに変わる。「翔」「翼」「拓海」「大樹」「大輝」「萌」「未来」「七海」「美月」
なんというか、タガがはずれたというような印象を受けるのだが。

こんなことをいうと批判しているかのようだが、そんなことはない。私が子供につけたかった名前はキムタクの子供の名前とほぼいっしょ。

タガはずれまくり。



ぱわれす でいず 200 02/2/3

また「接待」の話。

当社も色々な「接待」をしている。それもお金にものを言わせるのではなく体力で勝負する接待。
接待ナンパ。接待琵琶湖一周サイクリング。接待日本アルプス縦断。もてなすのも捨て身である。
こんなのもあった。接待海水浴。
お客さまは大取引先の取締役。それが「ワシ海がすきなんですわ!みなさん一緒にどうですか!」
みなさんというのは取引先各社の部長クラス。50歳以下はいない。もう人前に出せない裸体が海辺にずらり。
「じゃひとつ入りましょうか。」
「いやいや専務からどうぞ。」

こんな痛い接待もあるのだ。接待=「内輪で楽しみやがって」ばかりではないのである。



ぱわれす でいず 199 02/2/2

カツラ合わせに行った。近々小坊主の仕事があるからである。

日本橋の非常にイヤラシイ街にある、日本に数件しかない舞台用カツラ専門店。そこの主人は日本に数人しかいない舞台用カツラの権威である。
だからどんな頭の人が来てもピタリとフィットするカツラを一発で選んでくれるのかというと全然そんなことはなくて、私が見たってそれは違うだろう、と思うものばかり持ってくる。10個くらいバコバコのカツラやギシギシのカツラをかぶらされた。
プロって何だろう。

外へ出ると向かいは女装専門のランジェリーショップだった。
この世には色々な職業があるものだなあ。



ぱわれす でいず 198 02/2/1

昼食後の化粧室はごったがえすOLさん達でとてもハナヤカ。会話にも「☆」や「はあと」マークがついてる感じ。
アルバイトのIちゃん「きょうはサルサ踊りに行くんです☆♪」

サルサ。

さっき定食屋で隣席のビジネスマンが話していた「ダボス会議」と同じくらい私から遠い。

かじきまぐろが山をなす〜

それはさのさ


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