ぱわれす でいず 278 02/4/30

ちょっと風邪気味。
なんかこのへん(肋骨の下、肺の裏側辺り)が苦しいんですけど、と家人に言ったら
「えっと、食道の下は小腸か」

・・・その間に胃がありませんか。

「そやった。じゃ食道と胃の間にあるあれやな」

食道の次はすぐ胃ですってば。

「難しいな人間の体は」


宇宙人か。


ぱわれす でいず 277 02/4/28

えんどう豆をむきながら昔読んだおとぎばなしを思い出した。

豆が何かと一緒に旅をしていた(何と一緒だったかは忘れました)。そしてある川を渡ろうとしたとき、その何かが川に落ちておぼれてしまった。それを見て豆は大笑いし、笑いすぎてお腹が裂けてしまった。困って泣いていると、通りかかった仕立屋が糸でお腹を縫ってくれた。しかし仕立屋は緑の糸を持ってなかったので黒い糸を使った。だから今でも豆のお腹には黒い縫い目が残っているのである。

GWで誰も見に来ないのをいいことに、モラルも教訓も何もない童話を載せてみました。おまけにウロ覚え。


ぱわれす でいず 276 02/4/27

辞書を引いていて知ったのだが、英語では「チャンスを逃がさない」ことを「機会の前髪をつかむ」と言うそうである。
そのココロは、研究社英和中辞典によると【「機会」は後頭部がはげているから】

たぶん「チャンスは後から追いかけたってだめだよ」という教訓なのだと思うが、なんかこう、もうちょっと言いようがあると思うぞ研究社。

これから「さあチャンス!」という場面では必ず、生えぎわが後退するのではなくえりあしが前進している不自然な人を思い浮かべてしまうだろう。顔はきっと竹村健一である。

ものにする気が失せますな。


ぱわれす でいず 275 02/4/26

ポスターに見るそこはかぱわれす。
  • 「掘りたて恐竜展」
たけのこか。
掘りたてだからどうなんだ。「新しい」とか言うなよ。
  • 「お金。使わなければ燃えるゴミ。」
使わなければ「財産」じゃないか?
  • 「遙かカナダ。」
・・・・参った。
こういうセンスに弱い私でした。


ぱわれす でいず 274 02/4/25

木がたくさんある当家は時折植木屋さんに来てもらっている。というか、襲撃されている。
留守の間にやってきて知らぬ間に木の世話をし、「来ましたで」という印を残していくという、キャッツ・アイのような植木屋。
「しまった!またやられた!」

きょうは「たけのこ」が置いてあった。キャッツ・アイというよりごんぎつねか。


ぱわれす でいず 273 02/4/24

いま隣の部屋でガサガサ音がした。見に行ったら、ねずみがパンの袋に入り込んで私の朝ゴハンを食べている。
そして私を見てあわてたねずみは袋に入ったままテーブルから落ち、袋に入ったままでんぐりでんぐり。

自ら「袋のねずみ」パフォーマンスとは。好ましい芸風である。


ぱわれす でいず 272 02/4/23

当社のキザ兄ちゃん(わかりますか?35以下の人)、Oくんは「外装がポルシェだったら中身はダイハツでOK」というきっぱりした人だ。どうせ女にゃわかりゃしないんだから。「実」と「名」だったら一瞬も迷わず「名」を取る。いさぎよい。

そして本社には運転席のシートを前=進行方向ではなく「助手席向き」に付け替えた人がいるそうだ。大金かけて。
隣に乗ったら男がずっとこっち向いて運転。
いやだろうそんな車。

元取れたのか。それより車検、通るのか。
「勝負シート」と言うそうだが。


ぱわれす でいず 271 02/4/22

大阪駅前第2ビルで。「このビル内でみだりに物品の販売をしないでください」

みだりな販売。

「運転手にみだりに話しかけないでください」のみだり。なんか久し振りに聞いたぞ。
節度が問題だってことか。おとなしく売ってればいいのか。鮮魚とかでも。
そういえばここは「みんなでなくそう小暴力」という標語も掲げていた。
そんなに遠慮しなくてもいいと思うのだが。


ぱわれす でいず 269 02/4/19

ナッパ服の男はかっこいい、と思う。そう思っている人はぜったいいっぱいいるはずだ。
ガテン系ホストクラブというのはどうだろうか。
店の中は工事現場。ホスト達はみな溶接してたりネコ車を押してたり。

「あれ、Aくんいないの」
「あいつ、きのう足場から落ちてさ」

お目当てのホストのためにドンペリをあける代わりに工事を発注する。「Aくんのためにビル建てちゃう!」「なによっ!じゃあたしは道路作るわよ!」

ガテンホスト遊び。並の財力ではできない。


ぱわれす でいず 268 02/4/18

なんばの裏通りで、「あなたの悩みを解決します。秘密厳守の便利屋」の看板。

債権回収、行動調査、尋ね人捜索、廃品処分、運転、列席、撮影、引っ越し

「裏稼業」という言葉がちらつく。色褪せた看板に人生のドラマを垣間見る思い。

しかしなぜかその中に
水回り・ペンキ塗り

人生のドラマは人それぞれってことか。
じゃなくて守備範囲広すぎなだけか。便利屋。


ぱわれす でいず 267 02/4/17

街を歩いていてティッシュがもらえる日本の文化は世界に誇っていいと思う。
「テレクラのなんか」などと傲慢なことを言うのは誰だ。ティッシュに貴賤はないのだ。

堂島地下街に午後から出現するテレクラティッシュ配りのお兄ちゃんは、プロである。無駄のないステップ、絶妙な差し出しタイミング、「おえあ〜す」といういやみのない挨拶。仕事にふさわしい身なり。
私と並行線上に若いお姉ちゃんがいないときは私にもくれるけれど、いたときは必ずそちらに行く。仕事への忠誠心が感じられる。

私が経営者だったらスカウトしたい。いやまじで。

【4/18追記】
会社のX嬢(匿名希望)がお兄ちゃんに「いっぱいください」と頼んだところ、「ひとり一個やねん」と断られたという。ノルマよりリーチを選んだか。「この子はただの花粉症や」と一瞬で見抜いたか。やっぱりプロである。


ぱわれす でいず 266 02/4/16

大日本水産会の「漁師ガイド」は素人にはちょっと敷居が高い漁師のなり方を教えてくれるサイトだ。
やりたい漁のジャンルごとに懇切な説明。
たとえば近海カツオ漁の「ここがいいのだ!」は
ちょくちょく港へ戻れる。
以下、沖合イカ釣り漁
数が数えられればだれでもできる
遠洋マグロ漁
まったくお金が使えないので貯金ができる
沖合底引き網漁
ロシアに行かなければ1泊操業なので、毎日自分のベッドで寝られる
それ「メリット」か。「考えよう」ってやつじゃないのか。「救い」とか。

しかしとにかく豪快でぐっと来るサイト。私が男で20代だったらまじめに考えてみたかもしれない。15分くらい。

ほかに漁業連の「ROAD TO FISHERMAN」もおすすめです。
誰にだ。


ぱわれす でいず 265 02/4/15

サントリーが烏龍茶のキャンペーンでパンダAIBOをプレゼントするという。

・・・ AIBOのパンダ着ぐるみショーということだろうか。

「ニイハオ」とかしゃべるそうだ。「没有(メイヨー)」とか言う憎々しいバージョンがあればちょっとほしい。
そしてそのうち「おねぎ買ってね」とか「ふしん船ってなに?」とか言い出したりする。

殴って壊すかも。


ぱわれす でいず 264 02/4/14

車椅子の天才・スティーブン・ホーキング博士の本を読んだ。
それでわかったのだが、彼は「お調子者」である。
学会や科学者の集まりで必ずしょうもないギャグを言うそうだ。音声合成装置に彼がギャグを入力し、それが出力されるまで、みんなでじっと待つ。天才と呼ばれた学者にむりやり聞かされるタイムラグのあるギャグ。

その場の普通の科学者達。がんばってほしい。


ぱわれす でいず 263 02/4/13

家の向かいのビルが解体されることになり、建設会社の人が挨拶に来た。

これ以上この家にダメージを与えるなよ、ということをアピールするため、傾いている廊下やつっかい棒をした壁を見せて回った。
そしたら

「ぜひ当社で建て替えを!」(目キラキラ)

しまった。


ぱわれす でいず 262 02/4/12

大阪駅前第2ビルで見た貼り紙。

「みんなでなくそう小暴力」


小暴力。軽くフクロにしたり(プチ袋)、500円ほどカツ上げしたり(プチカツ)、誰でもできる気軽な暴力。
ほほえましい気さえする。あ、なくすのか。


ぱわれす でいず 261 02/4/11

巨大書店で「医療」と「看護」の棚の間を歩いていたら、若い女性が何人も立ち読みをしていた。

これみんなナースか!

と、わざわざオヤジの気持ちになって喜んでみた。

***

こんな早い時間に更新するのは早くきのうの話をトップから下ろすため。
結局どうなったん?と聞かれましたが、早い話が「下痢の勝ち」ということです。


ぱわれす でいず 260 02/4/10

便秘の時に下痢したことありますか。

って、大人の女がネットに書くことではないが、あんまりつらい体験だったので書かずにおれない。

下痢はすごーく苦しいけれど解決すれば話は早い。しかしその激痛がいつまでも解決しないのだ。便秘だから。
人間は矛盾を抱えた存在というけれど、それは私か。今日は「私ってアンビバレントな人なの」、と言っても許されるか。

そんなことを考えながら、朝からもう、死ぬかと思った


ぱわれす でいず 259 02/4/9

阪神がまた勝った。勝率8割8分9厘でぶっちぎりの首位独走。

それはそれでちょっと羞ずかしくないか。絵に描いたようなお調子者っぷり。
阪神が強いと大阪の景気があからさまに良くなるのでいいっちゃあいいのだが。

考えてみるとそれもわりと羞ずかしい。


ぱわれす でいず 258 02/4/8

会社の下にイタリアンカフェ「LAVAZZA」が入っている。
そこでは、よせばいいのに注文を「イタリア語で通す」というルールがある。

「ラテピッコロペルビア〜」(カフェラテSサイズお持ち帰り〜)

しかしやはりめんどうだと見えて、最近は
「ラテピペル〜」

イタリア語にした意味もはやどこにもなし。

「ラテピ」がOKなら大阪の「冷コー」が笑われる理由はない、と思うのである。


ぱわれす でいず 257 02/4/7

家人の犬友だちMさんは常々「パンダはあやしい」と思っているそうである。
その根拠は
1)いきなり現れた
上野にカンカンとランランが来るまで、そんな動物がいるなんて誰も知らなかった。
2)デザインが不自然すぎる
なんでツートンなんだ。意味ないだろう。
だからパンダは中国の国家的陰謀にちがいない。ということらしい。

そんな話を深夜の4時頃聞かされて、われわれは対応に窮した。
そしてMさんによるとパンダに続く中国の国策が「先行者」だそうである。

百歩譲って、もしかしたらそうかもしれない。しかし

そんなもん作ってどうしたいんだ。

Mさんにも「それはわからん」らしい。


ぱわれす でいず 256 02/4/6

JUSCOの魚売り場で変な歌がかかるようになった。聞いているだけで誰かを殴りたくなるくらいふざけた歌だ。

♪さかなさかなさかな〜 さかなーをー食べ〜るとー
♪あたまあたまあたま〜 あたまーがー良く〜なるー

どさくさにまぎれて無責任なことを断言するお前は誰なんだ。と思ったら制作は漁業組合。

とどめに

♪魚はぼくーらを〜〜待って〜いるー

(さあみなさんご一緒に)
待ってねえよ!!


ぱわれす でいず 255 02/4/5

私は「鳩サブレ」が好きで、家人が東京出張に行く度に「鳩サブレ買ってきてください」と頼んでいた。しかし家人が買ってくるのはいつも「ひよこサブレ」だった。

「はい鳩サブレ。」
「ありがとう。でもこれはひよこです。」

という問答を長年繰り返した末、やっと鳩サブレを覚えてくれたのはいいのだが、先日突然鳩サブレを4箱抱えて帰ってきた。

「どっかに配るおみやげ?」
「いやうちの分。」
「・・・うちに・・・4箱?」
「いつも鳩鳩言うてるから。」

これからひと月鳩三昧。鳩責め。



ぱわれす でいず 254 02/4/4

きのうの日記をいきなり「『愛と誠』の誠が」と始めてしまったが、「『愛と誠』ってなんだよ」と思った方がいるかもしれない。いやきっといる。

昔は私より若い人はみんな子供だったのに、今は私より10も15も若いにも関わらず社会人である。でついタメ感覚でしゃべっていると

夕焼け番長ってなんですか」
ミユキの野球教室ってなんですか」

と聞き返されてばったり倒れることになる。

なんですかと言われても説明できない。じゃ歌うか。
♪ミユキ、ミユキ、みーゆきミユキ、服地のミユキのやきゅうきょう〜しつ〜



ぱわれす でいず 253 02/4/3

『愛と誠』で誠が「バンドしぶき浪の花」というスペシャルリンチを受ける場面がある。

どんなリンチかというと、
鉄棒に裸でつり下げられた誠を女番長がバンド(=ベルト。死語か?)でしばく。
するとすかさず周りの子分達が塩をふる

ばしっばしっ(あうー)
ぱっ、ぱっ、(ぎゃー)

そりゃ痛いけど、苦しいけど、まぬけすぎないか。サバじゃあるまいし。〆てどうする。


そんなことをさっき太刀魚に塩をしながら思い出しました。



ぱわれす でいず 252 02/4/2

日曜はよい天気。庭で桜を見ていると、家人が犬を持ってきた。

「桜とAIBOの写真を撮るんだな」
と思って見ていたら、犬と一緒に座ってまたお酒を飲み出す。カメラは持ってない。

どうやら花を見せたかっただけ。



ぱわれす でいず 251 02/4/1

実家の父その3

調子の悪いPCを診てくれと言われて父のPCを立ち上げると、

壁紙がパンチラ写真

だった。

その画像を前に淡々とソフトの不具合を説明する父。
どう突っ込んでいいのやら見当もつかず、黙ってソフトを直す娘。

こんなぱわれすシチュエーションに一人で直面した胸中、わかっていただけますか。


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