ぱわれす でいず 644 03/5/31 Hさんは翻訳の仕事をしている。事務所には若くてきれいなお嬢さんたちがいる。 ある日、翻訳のシナリオ文を読んでいたお嬢さんたちに 「『絶倫』って何ですか?」 ろうばいしつつ説明すると、 「えーー?! でも何でそんなこと知ってるんですか?!」 「知ってますよねえ、普通」と私に同意を求めるHさん。 確かに普通は知っている。と思う。 しかし「なぜ知ってるか」と問われたら困る。なぜだろう。 みなさんはどうですか。何で知ってるんですか。 「ていうか私が絶倫です」 と答えが返ってきてもまた困るけれど。 ぱわれす でいず 643 03/5/30 建築家の水野佐和子さんは高校時代の友人で、いろいろお世話になっている。 その話を会社ですると、 「ええなあ。オレの高校の連れはSMマンガの原作書いてるわ」 それは使いようがない。 と思ったが、「いやいや、人生何が役に立つかわからんし」と適当なフォローをしたら 「そうやな。刺激は必要やしな!」 妙な方向に勢いづけてしまった。 ぱわれす でいず 642 03/5/29 私の行く美容室は、野田というまことにあか抜けない土地にあっては珍しくおしゃれな店で、スタッフも男前をずらっと並べている。しかし惜しいことに「ジャスコの裏」にあるために、客はおばさんと高校生ばかり。むなしく浪費される男前。 きょうは遅い時間に行ったため、客は私一人。男前が4人群がってロットを巻いてくれた。 嗚呼無駄遣い。 ぱわれす でいず 641 03/5/28 会社に「網野」という人から電話がかかってくる。 たびに「アミノ酸からお電話です」と聞こえ、「アデニン、グアニン・・・」と心の中で呟いてしまう。 がそれは「網野さん」ではなく「デオキシリボ核さん」だ。 ぱわれす でいず 640 03/5/27 芸人Hくんは座持ちがいい。酒の席では大爆発だ。 昔の話だが、ある接待の席で弾けすぎ、あられもない姿であられもない芸をお得意さまの前で連発。 それを聞いた上司に次の日大いに叱られた。 「オマエはもう酒飲むな!!」 神妙にかしこまっていたHくん、そこで猛然と反論する。 「ぼく、一滴も飲んでないっす!」 よけい悪いだろう。ていうか論点はそこじゃない。 酒の上の不埒ではなく単なる不埒。生粋の無礼者。 ぱわれす でいず 639 03/5/26 弟のところに赤ちゃんができる。うれしいニュースだ。 予定は12月14日。 それを弟が母にうち明けたところ、母が何を言ったかというと 「討ち入りの日やね!」 なんで私の家族ってみんなこうなんだ。 ぱわれす でいず 638 03/5/25 阿波踊り、知れば知るほどすばらしい。すっかり取り憑かれた。勢いでこんなページを作ってみた。この弾け具合。腰の入り具合。これを眺めていたら確かに踊らな損だ、いや負けだという気になるだろう。アワダンス・ソー・クール。 ぱわれす でいず 637 03/5/24 阿波踊りで思い出したが、当家には「チオビタ」柄のゆかたがある。 ![]() なんでこんなものがウチにあるのかわからない。 がとりあえず家宝だ。 ぱわれす でいず 635 03/5/22 カロリージテンによると、10分間に消費するカロリーは エアロビクス 38K なわとび 68K ボクササイズ 81K 阿波踊り 97K 阿波踊りをしのぐ運動は水もの、それもクロールとバタフライだけだ。激しいぞ徳島県民。 そこで考えた。最強のシェイプアップエクササイズ 水中阿波踊り ぱわれす でいず 634 03/5/21 83歳のローマ法王、「神の前に出る日近づく」と弱音(読売新聞) 法王も「あたしゃもうすぐお迎えが」と言うばあさんと同じと思うとちょっとおかしい。 *** 電車を降りてぞろぞろ改札へ向かっているとき、前を行く集団から定期券が落ちた。 根が親切な私は反射的に拾い上げたのだが、その先のことを何も考えていなかったので、顔を上げたときには誰に声を掛けていいかわからなくなってしまった。 あせった私、とっさに出た言葉は「お客さん!」 誰なんだ私。 そしていっせいに振り返った前の人々も。 ぱわれす でいず 632 03/5/19 Iくんによると、体型を維持するためには風呂場の照明は白熱灯にするべきなんだそうだ。 「蛍光灯だめです。白熱灯じゃないと」(きっぱり) 「へ?なんで?」 「蛍光灯じゃあ、陰影が出ないんですよ腹筋の」 白熱灯の光線にニュアンスな陰影を作る腹筋。(こんな感じですか) それを見て「よしっ!締めるぞ」という気持ちをあらたにするんだという。 ダイエットの道は星の数というが。 白熱灯ダイエット。 ぱわれす でいず 631 03/5/18 電車で。 高校生らしき男子グループがどやどやと乗ってきた。みんな今風のだらしないファッション。大声でしゃべっているのに何を言っているのかさっぱりわからない。 若い子の日本語なっとらんねえ、やばいねえ、と思いながら聞いていたが、そのうち彼らの会話がぜんぜん、文字通り一言も理解できないことに気づいた。 これは彼らがやばいんじゃなくて私がやばいんじゃないか。 と、焦りながら一心に聞いてみた。そしたらしばらくしてやっとわかった。 中国語だった。 まあ内容は不明ながら、アホなことしゃべってたことだけは確かだ。 アホなことしゃべらない高校生はいないからである。 ぱわれす でいず 630 03/5/17 「ストレッチマン」を知ってますか。 現代の疲れた人々の前にいきなり「やあみんな!」と黄色い総タイツの男が現れ、 「そんなときはストレッチだ!」 とストレッチを指導する。背景はどこかの荒涼とした星の上。「いーーーち!にーーーーい!さんーーー!」ストレッチマンの気合いとともに星は回る隕石は飛ぶ。ストレッチがすむと「ぬわっははは!」と笑うだけ笑ってストレッチマンは去っていく。 なんだかわからないけれどつまり 人生に悩んだときはストレッチ という解決法もあるということだ。事態が打開されるかどうかは別として、これを見たら悩む力が失せることは確実。 ぱわれす でいず 629 03/5/16 「体重を半分にする」宣言をした巨漢のTくん。このあいだから木村拓哉の写真をデスクに貼っている。 「なんでキムタク飾ってんねん?」 の問いに 「だから、完成形として。」 それを聞いたみんなのツッコミ、ふつうなら「んなあほな」か「なんでやねん」だが、おもわず一斉に「バカヤロウ!」 関西人でさえ受け止めかねた超絶ボケ。 ぱわれす でいず 628 03/5/15 きょうシロアリ研究所に家を点検してもらった。 覚悟はしていたのだが、やはり日下ハウスにシロアリはいた。いたどころか家中食われまくり。 研究所の人はこの道20年のプロフェッショナルで、職人の情熱を込めてシロアリを探索してくれる。 「あ、ここ、いますね!」 「この下、ぜんぶやられてます!」 「この柱ほら!釘がさくっと刺さるでしょ!」 押さえてもつい弾んでしまう声。キラキラ輝く目。 自分の家でさえなかったら私もすごーく楽しいのにシロアリ探し。 ぱわれす でいず 627 03/5/14 うちの会社には「出る」らしい。 深夜、会社に残って仕事をしていたIくんの、誰もいないはずの背後から物音が。 「周りにいっぱいいたんですよ、何かが!」 と次の日その恐怖体験を語るのだが、 「仕事手伝わしたらよかったですやん」 「企画書見てもらうとか」 「うーん・・・とか首かしげられたりして」 と誰にも同情されず、あげく 「毎日幽霊よりよっぽどひどい目に遭うてますやん」 とバッサリ。 「まあ、そうですけど」 って、本人も納得するし。 ぱわれす でいず 626 03/5/13 「かわいいくしゃみをする方法」いろいろ。
私の場合、『くしゅん』の前の『うぇっ』をまずなんとかしよう。小動物に挑むのはそれからだ。 ぱわれす でいず 625 03/5/12 御堂筋の長い横断歩道を渡っていたとき。 後ろから声高な男女の会話が聞こえていた。声からして40前後か。べつに聞く気もなにもなかったのだが 「信じられへん!これからアンタのことは『虚言キョゲ夫』と呼ばしてもらうわ!!」 虚言キョゲ夫 と呼ばれた男がなんと答えたのか聞いていない。まっすぐ歩くのでせいいっぱいだったので。 ぱわれす でいず 624 03/5/11 雨漏りに続いて白アリ。何かの天罰でしょうか。 *** 昔の話だが、「スコラ」である人気女子プロレスラーの特集を組み、3サイズから髪の長さ、股下、背筋力、立位体前屈と17項目にわたっての計測値を発表したところ、読者から苦情が殺到したそうだ。 「太ももの太さが載ってない」 プロレスにも女子にも特に興味がない私でも、「そりゃいかんだろう」とおもう。 基本がわかっていない編集者、失格である。 ぱわれす でいず 623 03/5/10 江戸開府400年記念大江戸ブラ。カップは江戸城。ストラップは大江戸線。 ![]() 「江戸時代と現代の東京を再認識するきっかけになれば」というが、これを見てそんなことを考える人はヘンだ。 (どうしても拡大したい人はここで) |
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ブラといえば、マスクが不足して深刻なことになっている台湾のある地域では、おもいあまってブラをマスクに使っているらしい。 村民の男性は「この際恥ずかしいとか言ってられない」と色鮮やかなマスクを試着していた。(時事通信) こういうときでも出るんだろうな好みって。 ぱわれす でいず 622 03/5/9 後輩Aくん、Bくんと3人で話していたときのこと。 Aくん「B、だいだいオマエはどんくさいねん」 それをきいて、かねてからBくんびいきの私がカチンときて 「だからってアンタに迷惑かけたか!!」 それではぜんぜんフォローになってない ということには後で気づきました。 ぱわれす でいず 621 03/5/8 私は雨風雷が大好きで、昨日からの思わぬ大嵐にちょっと浮かれつつ出勤の支度をしていた。そのとき部屋の中にいた私の目の前に突然どざばばばっと「泥水の塊」が落ちてきた。 屋根裏が破れたのだ。 雨は好きだが家の中に降る雨はとんでもなく情けない。とりあえずタライをおいて ![]() あとは「見なかった」ことにして家を出た。 帰ったら家の雨はやんでいたが、それは外の雨がやんだからであってもちろん何も解決しておらず、あちこちこんなありさま。 ![]() ![]() ![]() 家中壁土の香り。 ぱわれす でいず 620 03/5/7 「自然との共生」愛知万博のマスコットキャラ。 これはあきらかに 「ワイアール星人」 ですね。葉緑素の雨で怪物化し、人間を植物に変えてしまうという。 大会コンセプトにもある意味マッチ。 ぱわれす でいず 619 03/5/6 時間潰しに通りがかりのブティックに寄ったら、店員さんがやたら意欲的な人で、買うとも着るとも言ってないのに試着室に押し込まれる。 「わーぴったりですね!!」 しかしこんな気がふれたようなスリットの服着られません 「でもこれあと一点だけなんです!キャンセルが出てたまたまあるんです!」 そんな答にも何もなってない理屈に負ける私も私ですが。 ぱわれす でいず 617 03/5/3 先日の選挙で、公職に就いている元漫談家が飛び入り応援スピーチをしたため選挙法違反で逮捕されている。 「裏方に徹するつもりだったが、弁士があんまりヘタだったのでがまんできずに」 こういった人間の深い衝動からの行為に対しては、司法も深慮をもって対応するべきだ。聴衆の証言で「おもしろかったら執行猶予。おもしろくなかったら実刑」とするのが正しい。 本人も納得。 ぱわれす でいず 616 03/5/2 ![]() 太陽の塔のチャームポイントはなんといってもやはり ![]() 「うなじ」でしょう。 ぱわれす でいず 615 03/5/1 薔薇はつぼみのうちに摘め これは何かというと、立ち食いそば屋の「きょうのメッセージ」である。 続いて 美しいときはほんの一瞬(ひととき) 今を楽しもう! ミニ牛丼+そばセット650円 「つぼみを摘むという行為」から「そばセットへの着地」まで あらゆる点が「?」 街角の不条理。 |