ぱわれす でいず 1016 04/11/30 調査会社のN氏は、その業界には珍しく「ホスト」型営業である。 「イシイさん、仕事で何かお困りのことはないですか?」 「いいえ特に」 「その悩み、ボクが解決できるような気がします!」 ないって言ってるだろう。 きょうは電話で 「それはそうとイシイさん、年末のご予定はいかがですか。あ、調査の」 わかってるよ。 しかしいぢわるして言ってみる。「えー、スキーとかじゃなくて?」 「い・・・いーですよ?ええいーですよ?いきましょか?スキーでもなんでも!」 一瞬ひるみながらもここで引いてなるものかと応戦してくる。 「元日なら空いてますけど」とかもうちょっといぢめてみようかと思ったが、ほんとに大晦日に迎えに来るかもしれない。そのあかつきには1000万の発注では済まないのでやめておく。 「突撃ホスト」型営業。あなどれず。 ぱわれす でいず 1015 04/11/29 不思議なサイトがある。人の「動き」は13のパターンに分けられ、どの動きをするかによってその人がわかる、と主張したもの。 その動きを説明した動画というのがまたなんともいえないびみょうさで 例)攻撃の動き 虚脱の動き 突進の動き 確かに誰もが13のどれかに当てはまる気がするのだが、どれを見ても「こんな人やだよう」と思ってしまう。 そういう意味でも、まことに不思議。 ぱわれす でいず 1014 04/11/27 絵本喫茶でなにげなく手に取った童話なのだが。 ある国の王様が、隣の国のきつねが王様の川の魚を取るのに腹を立て、大砲で威嚇した。 するときつねの国はもっと大きな大砲を持ち出して対抗。 王様はさらに大きな大砲を作り、きつねはさらに大砲の数を増やし、と両国は際限ない軍拡の泥沼にはまりこむ。 「大砲の大きさや数を競うのはもういい!」 王様はとうとう気づいて叫ぶ。 「形のおもしろさで勝負じゃ!」 かくして両国はよりわけのわからない方向の泥沼へとはまりこむのであった。 ぱわれす でいず 1013 04/11/26 おさるは治りましたが風邪をひいてます。コフコフ。 *** 「身も蓋もない」という言葉がある。 じゃあ何ならあるのだ。とその言葉を聞くたびに思う。そんなことはどうでもいいが、最近の「身も蓋もない」の実例は 日経新聞小説、高村薫を途中降板させ渡辺淳一に交代 連載20回目ですでにことに及んでるし。 やっぱり市場はニーズで動いているのだなあ。 ぱわれす でいず 1012 04/11/24 まったく人生どこに陥し穴が開いてるかわからないという話。 お風呂あがってからどうもお尻一面がひりひりする。ほっておいたのだがひりひりはひどくなるばかり。調べるとどうも昨日風呂を洗った時に風呂の椅子の洗剤をすすぎ忘れていたようで。おかげで今私はおさるみたいなことになっている。さるは好きなのだが、自分がさるになりたいかというとそれはちょっと違う。 こうやってPCの前に座っているだけで相当いたいんですが。 こんななさけないことを世界に公言するのはどうかと思ったのだが、ここ数ヶ月来最高にぱわれすな出来事なので、言わずにおれませんな。 ぱわれす でいず 1011 04/11/22 今日の楽しいニュース 22日午前2時ごろ、大阪府八尾市、男性会社員(64)の妻(57)から「夫が酒を飲み過ぎて動けない」と119番があった。いやもう、これぞヨッパライ。 p.s. 他の新聞では「動機などを調べている」と。動機って。 ぱわれす でいず 1010 04/11/19 上司のKさんが、さるところで「痔」について詳しく学んだらしく、その知識を人に言いたくてしかたがない。 「痔ゆうもんはなあ」 「痔の病院ってなあ」 聞かされるわれわれ部下はたまったもんじゃない。でも上司だから「やめんかい!」と言うわけにもいかない。 ただ 「これでオレもだいぶ偉なった」 とつぶやいた時には間髪入れず 「なってません」 「物知りになっただけです」 「しかも痔の」 その場の全員から逆襲。 ぱわれす でいず 1009 04/11/17 庭に面した部屋に硝子戸をつけたら、庭に出入りするのらねこ達が中をのぞき込むようになった。ふと目を上げると、外のねこと視線が合う。 その話を、家人が友人にしている。 「ガラスの向こうにいっつも猫がおるねん」 「へえ、どんな猫?」 「かわいない猫や。でかいし。ときどき柄変えよる」 そんな器用な猫はいない。うずらじゃあるまいし。柄が変わってたら猫自体も変わってるんじゃないかと疑ってくれ。 家人ネタは月1回に抑えたいと思っているのだが、2日と空けずに登場。 ぱわれす でいず 1008 04/11/16 構造改革ブラだとかハルウララブラだとか、対応に苦慮する製品ばかり繰り出すトリンプだが、いったいこれは。 右胸にポートタワー 左胸に舞妓さん そしてショーツに大阪城 阪急百貨店75周年記念・三都めぐりブラ 通常このように現物風景をレースで如実に表現することは技術的に非常に難しく、加えてブラジャーのような曲面を持つ立体物にレースを展開することには、極めて高度な技術が要求されます。なんと申し上げていいか阪急百貨店。 しかしそれよりもっと心配なのはユーザーの方である。 やっとの思いでこぎ着けたところに「大阪城」が展開されていた日には。 ぱわれす でいず 1007 04/11/15 きょうの「地球ふしぎ大自然」は中国の幻の猿「金絲猴」だった。たいへんにかわいい。「Gくんに似ている」といつも思うのだが、褒めている気持ちが通じないかもしれないので言いたくてたまらないが本人には言ってない。 テレビの小猿があんまりかわいいので思わず「ほしいなあ」とつぶやいたら、 「売ってへんのちゃうか」 「きーきー言いよるで」 「こんな寒いとこ棲んでるやつは性格悪いで」 あいかわらずびみょうな理由で家人は反対。 ぱわれす でいず 1006 04/11/14 クイックマッサージに行った。担当してくれたのはみるからに木訥とした青年。 お客となごやかに会話をせねば、と思うのか色々話しかけてくれるのだが 「今日は寒いですね」 「ええ、でもこれでやっと平年並みだそうですけど」 「あ・・そうですか」 終わるなよ 「かなりはってますね」 「ええ、昨日新幹線乗ってたから」 「そうなんですか」 終わるなよ (突然)「お正月はどこかいかれるんですか」 「えっと、まだ決めてないです」 「そうですか」 また終わりそうだったので、仕方なく「もうそんな季節なんですねー」「どっか行かれるんですか」「えー、いいですね」と話をつなげてあげる。もっぱら私の話術でなごやかに弾む会話。 「今日のオレ、トークばっちり」 と思ったことだろう。 疲れを癒しに行ったのに。 ぱわれす でいず 1005 04/11/11 会社で、ふと目を上げるとついたての向こうにこんな人がすわっていた。 ![]() 電話がかかり、「はいどうも、お世話になってます」などとしゃべっている。 電話の向こうの人は、まさか自分がシュレックの耳を頭につけた人間と商談しているとは思ってないだろう。 世の中自分の見えないところがどうなっているのかわからないということだ。 気をつけようったって気のつけようもないけれども。 ぱわれす でいず 1004 04/11/9 大人になり、お互い義理や礼儀をわきまえる年になってから「人に迷惑をかけられること」って減ったと思う。 しかしヨッパライの先輩Y氏にはおもいっきり迷惑をかけられたものだ。 ママに謝りながら店の床を掃除したこととか タクシーの運転手さんに謝りながら家を探して送り届けたこととか わめく声を口にふたをしておさえながら家に連れて帰って泊めたこととか そのあと正座させられて同じ話をオートリバースで聞かされ続けたこととか 今思い出してもしんじられんくらい迷惑である。おかげで一生忘れんですよ。 それじゃねYさん。 そこは酒はうまいしねえちゃんはキレイだそうだから、いいよね。 ぱわれす でいず 1003 04/11/8 ジャスコでは特定の商品を買うとクーポンがついてくることがある。 次回その商品を買ったら安くなるという券なのだが、 きょう「暴君ハバネロ」を買ったら ![]() こんなこと言うクーポンは初めて。 ぱわれす でいず 1002 04/11/6 田臥選手の活躍で新聞に「牛若丸」の文字が踊る。 牛若丸と言えば思い出すのが「牛若丸の歌」である。 しかし私が習った「牛若丸の歌」はこうだ。 ♪京の五条のオンザブリッジ ♪グレイトマンの弁慶は ♪ロングナイフを振り上げて ♪牛若めがけてカットする〜 私は小学生だったが、歌いながら「あきらかにどうかしてる」と思った。元歌は教わっていない。この歌だけ。あの頃の小学生って、英語がわからないどころか英語っていうものがあることさえ知らないのに。なんのつもりだか文部省。 ♪スワローのようなはやわざに〜 ♪鬼の弁慶ベッグパードン いまだに3番まで歌える記憶力がまた情けない。 ぱわれす でいず 1001 04/11/5 邪悪な魔法使いの陰謀で高い塔に監禁された王子が決死の脱出をはかる、という物語を読んでいる。 しかしその王子の脱出計画というのが 食事についてくるナプキンの糸をこっそり抜いて 編み物をして つなぎ合わせて ロープを作る という気の長い話で もう7年編み続けているのにまだたったの数メートル。 そしてロープ編みの他にやっていることといえば 腕立て伏せ。 ファンタジーだと思って読んでいたのだが、どうも違うような気がする。 果たして王子は脱出できるのか。 よりそれまで私の根気が続くのか。 もっぱらそっちの方が心配である。 ぱわれす でいず 1000 04/11/4 選挙結果に凹んでいますが、気を取り直して。 *** 会社に「女王様」と呼ばれた女性がいた。 「Kさん(女王様)って、花にたとえるとしたらラフレシアやね」 「ラフレシア? どんな花?」 「大きくて珍しい花」 (そういう言い方もありか) 「ふうん。それ、高いん?」 (基準はそれかい) 「まあ、ふつうの人には買えんわな」 (いや、どんな人でも) 「そう。それやったらええわ」 私もスイートピーと言われるよりはラフレシアと言われる女になりたい、と思った。 いや、どっちも言われないけれども。 ぱわれす でいず 999 04/11/2 私はよく物をなくす。それもいつどこでなくしたかもわからないうちにひっそりと重大な物をなくしている。いっしょうけんめい捜したらみつかるかもしれないけど、いっしょうけんめい探してなかったらたいへんなので探せない。 というわけで、もう半年以上見かけていない
ぱわれす でいず 998 04/11/1 誰が誰に似ている、とかいう話になったとき 減らず口のT 「●さんはジョディ・フォスターに似てますよね」 (みんなコメントを控える。) 私 「私はメグライアンやったよね!」 T 「え?!そうなんですか?」 私 「アンタに言われてんけど」 T 「えっと、それは・・・」(ひるむ) ほれみい、まだまだ修行が足らんわ、と去ろうとしたら 「言われてみれば、イシイさんホンマそうですよね!!」 なにが「言われてみれば」だよ。 |