ぱわれす でいず 1119 05/5/31
「忘れてるんちゃう?」 と言ってみた。 「おー、覚えてるで」 「じゃあなんで黙ってるんよ?!!」 「いやー言うたらやぶへびや思て」 それは日本語の使い方が違う。いや合ってるのかもしれないが他の点でまちがっている。 そんな友人に鍛えられたため、どんなときもきっちり催促できる人間になれた。まったくおかげさまで。 ぱわれす でいず 1118 05/5/30 きょうはゴミの日。私が起きる頃には早起きの家人がもうとっくに出した後である。 「いつも申し訳ないです。」とあやまると 「なんで?ゴミ捨て楽しいやんか」 意外な答え。 「・・・どのあたりがですか?」 「朝からゴミ袋持って歩けるんやで」 すみません、やっぱりわからないです。 でも「楽しい」とおっしゃっているのに私が何も申し上げることはございません。 このままそっとしておきたいと思います。 ぱわれす でいず 1117 05/5/29 ローカルな町では子どもの姿をかたどった「飛び出し注意」の看板をよく見かける。 きょう能勢の奥の方を走っていてそんな看板を見た。しかしどうも違和感を覚え、もう一度よく見ると「としより飛び出し注意」だった。ゲートボールのスティックを持って走っている。 子どもというものは元気いっぱいで注意力や分別がないから大人が気をつけてやらなければならない。しかし「としより」は。 問題があるのはこの町の「としより感」か、それともこの町の「としより」か。どっちだ。 ぱわれす でいず 1116 05/5/27 「巨人大鵬卵焼きと言われるのは、実は気に入らない。」 引退する大鵬親方が言ったそうである。 「巨人軍はお金でスター選手を集められるが、私は自分の力だけ。裸一貫だ」 「裸一貫」の、もっとも適切な用例だと思う。 卵焼きについては別のインタビューで「私はあんなにおいしそうではない」と言っている。 それはその通りだが、当時の人もそう言いたかったわけではないと思うぞ。 ぱわれす でいず 1115 05/5/26 夜10時頃の北新地駅でぼけーと電車を待っていたら、背後から 「すみません、飲みに行きませんか?」 うわあ、なんだなんだ しかし私が何も言わないうちに、 「帰りますよね。」 自分で答えてそのまま去っていった。こころなしか足早に。 なんだったんだ。 そりゃ駅だから帰るけれども、どうも釈然としない。 ぱわれす でいず 1114 05/5/25 駅で見た雑誌の見出し 「結果を出す人の一週間・勝負は水曜日の行動で決まる」 水曜日といえば今日だが、私は今朝髪にワックスをつけようとして「メンソレータムなめらかかかとクリーム」をつけてしまいました。 今週の負け確定。 ぱわれす でいず 1113 05/5/24 そういえばこの前駅で変わった露出狂を見て、という話になった。 「ギリギリ隠れる短い上着だけ着て、下は何もないんですよ」 それはめずらしいな。 「見せてる訳じゃないから、駅員も注意できないんですよね」 それを聞いていたY嬢、 「たまたまズボン履くの忘れたとか?」 非常に斬新な解釈だ。 たしかにそうかもしれない。が、そこまでうかつな人間は逮捕してしまっていいと思う。 ぱわれす でいず 1112 05/5/23 後輩の女性から 「『会館』と打とうとしたら『快感』と変換されました>_<」 とメールが来た。 「私なんか『問題提起』を『もう抱いて息』って出したことある昼間から」 と返した。 「・・・負けました。次はもっとすごいもん出してみせます!」 なんで対抗するか。 ぱわれす でいず 1111 05/5/22 日下ハウスには網戸がない。去年改修をしたときも網戸はつけなかった。設計してくれた友人にはほとんど懇願調で強くすすめられ、他の友人達にも「つけたほうがいい。いやつけろ。」と命令までされたが一顧だにしなかった。私達は網戸が嫌いだからだ。 そして今、爽やかな季節がきて、庭に面した窓を全開。あークリアビュー。しかし部屋の中に目を転じると、蝿がぐるぐる遊んでいる。8匹くらい。 あーみんなはこういうことを言ってたのか。(いま納得) だが後悔しているかと思ったらそれは間違いである。それはそれでとても楽しいのだ。 ぱわれす でいず 1110 05/5/21 1年ぶりくらいで会社の先輩に逢った。 「あれ?イシイさん?」 「はい、お久しぶりです」 「イシイさんて前はもっと・・・・いや、やめとこ。」 自制された。 ものすごく気になったがそのままにしておいた。聞かない方が幸せに決まっているので。 *** 名古屋名物「キッコロのコロッケ」はキッコロのコロッケだった。南無。 ぱわれす でいず 1109 05/5/20 こんにちわ。いま午後5時。珍しい時間の更新です。 仕事が結構忙しいのだが、「大事な用がありますから!」と会社を休んでいる。大事な用というのは実は家の掃除だ。ずっと片付け続けているのだが、不用意に「片付け」を始めるとかえって散らかるという現象に悩まされている。そして台所の「ちょっとだけお酒の残ったボトル」をすべて「飲んでまう」という方向で片付けたためにできあがってしまいつつある。夜は送別会に行くのだが、それまでに片付けは終わるのか。 それよりしらふに戻れるのか。 ぱわれす でいず 1108 05/5/19 そうだ。あの猫があの後どうしたかというと、 私の服の上にうんこをして消えました。 洗って着てますが。 ぱわれす でいず 1107 05/5/18 会社で大人気のかわいい女性達と飲みに行った。この子達と私のどこが違うのか、よく考えてみようと思った。 年が違う。終わり。 ・・・いやそれはおいといてだ。 それでひとつ発見したことが、可憐な女の子は「つっこまない」。 どんなまぬけなものを聞いても目にしても、微笑んだり首をかしげたりするだけなのだ。私はそんなものに遭遇したらその瞬間から頭フル回転。どこを突くか。どう落とすか。 そんなことしなくていいのだ。ていうかするからいけないのだ。 20歳のときに気づいていればなあ。 ぱわれす でいず 1106 05/5/17 煙草のパッケージに「脳卒中」「心筋梗塞」「肺ガン」といちいち脅し文句が書いてあるという話を家人にすると、どういうわけかいたく心惹かれたもよう。 ![]() ![]() 「いっこいっこちゃうこと書いたあんの?」 「そうなんですよ。JT何考えてるんでしょうね」 「全部集めよ思てみんなが箱で買うからやろ」 それは、思いつかなかった。JTの人もぜったい思いついてないとおもう。 ぱわれす でいず 1105 05/5/16 午前1時。 廊下で「にゃ」という声がした。みると ![]() だれだおまえは。こら寄るな。なつくな。 出ていこうとしないので夜の間勝手口を開けておこうかと思うが、朝になって数が増えてたらどうしよう。 ぱわれす でいず 1104 05/5/16 お酒が弱くて3杯程度でリバースしていた私が、突然5杯飲んでも平気になった。いや、平気というのはちょっと違う。気分が悪くなる代わりに花粉症の症状が出るようになってしまった。まったくどういうことなんだろうか。 いい感じでアンニュイにグラスを重ねる大人の女になるはずが 「あたしね実はへぶし!」(くしゃみ) 「前から思ってたんだけどぶびびびび」(ハナかみ) どんどん遠ざかっていってますな。 ぱわれす でいず 1103 05/5/14 煙草をカートンで買って、開けてみて驚いた。1箱づつパッケージの正面にでかでかと「脳卒中」「肺ガン」「早産」「肺気腫」etcの危険性が印刷されている。こんなことになったのか世の中は。パッケージのデザインも台無しだ。 しかし、私にはわかっている。JTは困らない。こんなこと言われて煙草を止める人はいないからだ。 厚労省、本気で止めさせたいのなら 喫煙続けると歯が茶色くなって息が臭くなってもてなくなります と書くべきである。 肺ガンは可能性だがヤニ歯は必至だし。 【5/18追記】 読者のタムラさんから画像送ってもらったのだが、タイの煙草にはほんとに「ヤニ歯」のアップ画像が印刷されていた。一箱一箱違う、真っ黒な歯の画像が。 生まれて初めて本気で「やめようか」と思った。 ぱわれす でいず 1102 05/5/12 何ごとも自分が言いたいと思ったことを言えばいいのであって、名前だってつけたいと思った名前をつければいいんである。「なんでだよ」とか「どのへんが」とか、世間に説明する義務はない。 ないのだが。 ![]() ぱわれす でいず 1101 05/5/11 いい感じのニュースがあった。ニューデリーから。 要旨をまとめると
ぱわれす でいず 1100 05/5/10 イラクなどの「戦争してるけど非戦闘地域」には「警備会社」が活躍していて、新聞記事によると 社員8人が、シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師支持者と見られる数百人の武装集団と交戦したりしているらしい。 ものすごく働く社員たちだ。 でも隊長じゃなく課長。軍曹でなく主任。 ぱわれす でいず 1099 05/5/7 日経新聞連載、渡辺淳一の爆笑官能小説「愛の流刑地」。 ほんとにいろいろとおもしろいのだが、最近は特に挿絵に注目だ。物語が常に部屋の中だし登場人物の二人はいつも裸でめくるめいているばかり。そのまま描くわけにはいかないシーンに毎日挿絵をつける苦労は察して余りある。 思いあまってか、もうどうでもよくなってか、イラストレーターは文中に具体名詞が出てくるとそれをそのまま絵にすることにしたらしい。 「魚を食べに行こう」と男が言えば魚。「ジェットコースターに乗っているみたい」と女が言えばジェットコースター。 そして「ブランデーで戯れる」シーンでは 海藻。 「ええねん、ワカメ言うてはるんやから!」 とイラストレーターの怒声が聞こえてきそう。 ぱわれす でいず 1098 05/5/6 日本金融界を食い荒らすアメリカのハゲタカトレーダーの世界を描いた小説を読んでいる。日本のビジネス、風俗、アンダーグラウンド、外国人が書いたと思えないほどのリアルさが圧巻なのだが、 「マルコム、こちらがミスター・マシミ、そしてミスター・ノゾカだ。」 だれだよ 「この美しい女性達はヨウコとマキ、それにスキ。」 てきとうにつけてるだろう。 どんな迫真の台詞も言ってるのが「ミスター・カワキ」では真面目に受け取る気がしないのだが。 ぱわれす でいず 1097 05/5/3 新聞を読んでいたら小泉首相の指導力に関する論説が載っていたのだが、首相を「評価する」理由として 信念を曲げながらも貫いている こういう褒め方もあるのか、と感心した次第です。 ぱわれす でいず 1096 05/5/2 月に1回朝子先生の料理教室に通っている。今月のテーマは「初夏のピクニックごはん」。 GWの外ごはんに、 爽風のここちよいベランダブランチに最適レシピ という案内で行ってみると、メニューは「モロッコ風鶏ゆで」とか「アフリカ風子羊煮込み」とか。 「ピクニック・・・ですよね?」 「ええ。私のピクニックはこうです!」 そういえば朝子先生は昔「公園で豚の丸焼きをして警察を呼ばれた」人であった。 いつかぜひそんなワイルドなピクニックをしてみたい。とりあえず明日はおにぎりにするが。 *** 朝子先生のお料理教室、おいしくていろんな意味で非常に楽しいです。興味のある方はこちらへ。 ぱわれす でいず 1095 05/5/1 テレビにでている人を見て、「これが息子だったらどうだろう」とよく思う。昔はそれが高校球児や若いタレントだったのが、最近は年齢の壁がなくなり、きょう思ったのは中嶌ジュテームだ。 そして「どうだろう」の中身は「息子だったらいいなあ。うらやましいなあ」では必ずしもなく、文字通り「どうなんだろう。」である。 しかしイチローやキムタクを見てもぜったいにそんな考えは浮かばない。息子としての吸引力ゼロ。なにがいけないのだろう。 私の「息子だったら」ベスト3は野茂、北の湖親方、ショーケンである。 さっき「なにがいけないのだろう」と書いたが、理由はわかった。彼らの問題ではなく私の問題。 |