ぱわれす でいず 1172 05/9/30 草ラグビーチームの二人が話している。 「●●の話きいたか」「きいたきいた」 彼らの仲間が、銀行を辞め、奥さんをおいてオーストラリアにラグビーをしにいくらしい。 「そいつ、2007年の日本代表に」 「選ばれそうなん?!」 「いや、選ばれたいなあ、と。」 その人を知らない私さえ驚くほどの夢追い人っぷり。 で、周りの感想は全員一致で 「アホちゃうか。」 夢を追いかける人って「輝いてる」のはたしかだが大部分がただの「アホちゃうか」なのだろう。野茂もイチローも「夢をあきらめるな」とは言ったが「客観性を捨て去れ」とは言っていないし。 しかしアホの方が圧倒的に人生幸せそうだが。 ぱわれす でいず 1171 05/9/29 以前「顔の調子が悪い」話をしたと思う。歯医者に行ってみたら「歯ではない」と言われ、耳鼻科に行ってみたら「耳ではない」と言われ、仕方がないので大きな病院に行った。顔を触診され、顔のレントゲンを撮られ、顔のなんとかいう筋肉の炎症だと言われた。 やっぱり悪いのは「顔」だった訳だ。で、いま「顔の薬」を飲んでいる。おかげで顔、回復しつつあり。 ぱわれす でいず 1170 05/9/28 毎日本屋に行っている。きょうも秀逸な題名を見つけた。残間里江子の 「それでいいのか蕎麦打ち男」 うまい題名の弱点は読まなくてもいいやと思えてしまうことだ。 言いたいことのエッセンスはすっかり掴んだので。 ぱわれす でいず 1169 05/9/26 待っても待たせても退屈しないように、待ち合わせは本屋ですることにしている。しょっちゅう行く本屋でも自分が行くコーナーは案外限られているものだ。だから待つ場所を相手に指定してもらうと新しい世界が開けておもしろい。心理学、とかクッキング、とか。 しかし明日の待ち合わせは 「7時にジュンク堂でどうですか」 「じゃ韓流スター雑誌コーナーで!」(即答) 真のニューワールド。 待たされたくないような、待たされてみたいような。 ぱわれす でいず 1168 05/9/25 お彼岸なので墓参り。 家人の家の墓参りも10年以上になるが、行くと家人はかならず墓の写真を撮る。最初のころ不思議(不審)に思い、「なんでお墓を撮るですか」と訊いた。すると 「変化を見なあかんからな。」 変化? と思ったが、10年も経つと確かに変化はある。周りに新しい墓ができたり、線香立てを新調したり。 それを見てどうするのだという疑問は残るわけだが。 ぱわれす でいず 1167 05/9/23 私はなにかにつけすぐ生きる勇気が湧いてしまうタイプの人間なのだが、町田康の歌 『仏の顔は今日も三度までだった』 タイトルだけで湧いてきました。 あと、彼の95年のアルバム「どうにかなる」は タイトル曲 『どうにかなる』 の次の曲が 『もうだめだ』 どうやねん。 ぱわれす でいず 1166 05/9/21 石鹸が切れたのでLUSHに行った。 今まで何度もLUSHに足を運んでいるのだが一度として買えたことがない。きょうこそ負けないぞ、と思ったが、 天使の優しさやっぱり買えなかった。 十字架をかざされたドラキュラって、きっとこういう気持ちだったんだろうな。 ぱわれす でいず 1165 05/9/20 会社で「バンドエイド持ってない?」と聞かれ、「あるかも」と引き出しを開けたら、バンドエイドはなくて ・ピップエレキバン ・殺虫剤 ・ビーチボール ・植木鉢 ・酢 ・ろうそく が出てきた。 おもしろくなってロッカーも開けたらちゃんちゃんことひょうたんと枕が入っていた。 入れた覚えはあるので「ふしぎ」ではないのだが、どうしてこういうものが集まるのかは今ひとつよくわからない。 90000番目の訪問者岡山のS・Aさんには引き出しから出てきたもの厳選詰め合わせをお送りしようと思う。微妙な気持ちでお待ちください。 ぱわれす でいず 1164 05/9/18 連休の中日、仕事に出た。 ふだん会社は冷房が効き過ぎて寒いので「はおりもの」は必需。今日もタンクトップにカーディガンのいでたちで行ったのだが、フロアには誰もおらず、冷房は止まっていた。 暑い。 しかし私ひとりのために冷房を入れるのはもったいない。クールビズの精神にも反する。 ので、誰もいないのをいいことにタンクトップで仕事する。 誰か出勤してくるんじゃないかとずっとひやひやしつつ。 もちろん「ひやひや」の内容は誰かに見られたら「恥ずかしい」ではなく「申し訳ない」です。 ぱわれす でいず 1163 05/9/15 頬の横、耳の前、あごの上。 そこがここんとこずっと痛い。 この部分はなんというんだろう、とずっと考えているのだがわからない。考え続けて出した答えは「顔」である。 顔の調子が悪い 場合はどの医者に行けばいいのか。顔科? どこだ。 ぱわれす でいず 1162 05/9/14 読書の秋。 勢古浩爾の「まれに見るバカ」に出てきたのだが、世界史で名前だけ覚えたエラスムス『痴愚神礼讃』。つまり「ビバばか」であるが、人間はすべからくばかということを書いた本らしい。 その書によると、まず「女がばか」。 痴愚神(ばかの神様)が言う。 実際、女というものは気違いめいて滅茶苦茶ですが、しかしそれと同時に愉快で気持ちのよい動物でしょうから、家庭生活を営みながら、その阿呆ぶりを織り交えて、色々な困ったことを和らげてくれるでしょう。なんかすごく礼讃されている気がしてきた。さすが世界の名著。楽しいぞ。 今気づいたが、「もてない男」を買うのをやめて買ったのが「まれに見るバカ」か。 あぶり出される意図せぬ嗜好。 ぱわれす でいず 1161 05/9/12 小谷野敦のベストセラー恋愛論「もてない男」の続編は 「帰ってきたもてない男」 帯には「さらにもてなくなって再登場!」 買おうかと思ったが、これだけで十分おもしろかったのでもういい。 ぱわれす でいず 1160 05/9/10 家の周りに大小7匹くらいののらねこがいて、家ねこになりたいのであろう、ちょっと油断すると家に入ってくる。知らぬ間に入ってきては、私の服やざぶとんの上にうんこをしていく。 いやがらせか、と思っていたが、これは挨拶のつもりなのかもしれない。来たんだけどいないみたいだったから。オレだからね。よろしくね。 悪意がないことはわかるのだが、それは人の好意を得るためにたいへん間違ったやり方、難しい言葉で逆効果というんですよと、どうやってねこに教えたらいいのだろう。夜中の3時にふと起きてそれを見つけた今の気持ちは「つかまえて風呂にしずめたろか」なんですが。 ぱわれす でいず 1159 05/9/8 でかくて明るい青年Yがうちの部署にやってきて、でかくて明るい声で聞いたという。 「だんこんジュニアについて調べたいんですけど!」 ギャグで聞くことはあっても実際に耳にすることがあるとは思わなかった。しかも自分の同僚から。 そのうえ 「だんこんの世代って30代ですよね?!」 さらに追い打ちまで。 この世にだんこんジュニアがいるとしたら、それはきみだ。 |