ぱわれす でいず 1209  05/11/30

明日から12月。クリスマスシーズン本番。

「一人暮らししてると、ツリー飾るのもおっくうになるよね」
「見てくれる人がいないとね」
「出さずに終わっちゃったりするよね」

そんな会話を聞きながら、あーどこもおんなじだなと思う。私は一人暮らしではないのだが、よその誰に見られるわけでもないのは同様だ。
ただ当家の場合は「出すのを省略」ではなく「片付けるのを省略」しているだけの違いである。

おととしから出ずっぱりのツリーが今オンシーズン。



いっしょにするな。



ぱわれす でいず 1208  05/11/29

私は人を褒めるのが好きだ。
でも褒めても「そうやろ?」と照れない人は褒めたくない。褒めたら塩かけられたなめくじのようになる人を褒めたい。

 「だったらKさん褒めるといいですよ。」
 「Kさん?」

Kさんは愉快な人でボケもツッコミも優秀。褒められ弱いようには見えないが。

 「だから話おもしろいとか褒めてたってダメですよ。
 『足長いですね』とか、『レオンみたい』とか」

そんなキツイ褒めをよく思いつくな。

でもいいことを聴いた。あしたぜひ褒めてみよう。

つまり私の褒め心はいじめ心ということ。



ぱわれす でいず 1207  05/11/27

庭に薔薇の木を植えたいとずっと思っていた。白いつるばらと、オレンジのオールドローズがいい。

しかし実際の当家の庭はこういうことになっている。



台所で余らせてしまった芋類を、家人が「なんとなく」庭に埋めていたのだ。
そしてある日気づいたらこのありさま。
いつだ今は。戦時下か。

オールドローズの咲く庭、涙が出るほど遠い。



ぱわれす でいず 1206  05/11/26

歯医者さんのすすめに従って「歯間ブラシ」を買った。
パッケージの説明書きに「こんな人におすすめ」とあって、

 歯と歯の間を掃除したい人に!

こういう基本をおろそかにしない態度って大切だな、と思った。
小林製薬。



ぱわれす でいず 1205  05/11/25

家のPCが壊れた。
きょうPCレスキューサービスの方に来てもらったのだが
「どうしても消えると困るファイルはどれですか」と訊かれ

『ぱわれすな過去』を助けてください」

と言っている自分をたいへんまぬけだと思った。


おかげでPCは復活。ぱわれすな日々はこれからも続く。



ぱわれす でいず 1204  05/11/24

牡蠣雑炊を作った。材料や分量、火加減、時間みなてきとうに。
できあがりに自信がなく、黙って食べている家人を
「味どうですか」「みりん入れすぎですか」「大根大きくないですか」「玉子固まりすぎですか」
つい質問攻めにする。
それでも「あー」とか「いや」とか適当な返事ばかりなので
「なんか感想言うてくださいよおいしいとかまずいとか!」
と追い詰めると、ちょっと考えて

「熱い!」

家人の言葉はほんとにいつも正確だ。



ぱわれす でいず 1203  05/11/22

こんなポスターを見つけて思わず立ち止まる。




大阪ヨーロッパ。

大阪はヨーロッパじゃない。いや東京だって札幌だってヨーロッパじゃないのだが、それにいや増す「違うだろう」感。
ヨーロッパ映画らしいアートっぽく辛気くさげなビジュアルなのに、頭に「大阪」とつくだけで醸してしまう「ふざけてる?」感。

こうやって見ると「よーろっぱ」って響きも実はまぬけだな

そんなことまで気づかせてしまう「大阪」であった。



ぱわれす でいず 1202  05/11/21

きょう来たメルマガのタイトル

「定番マフラー今年流アレンジ・寿退社のリスク」

なぜマフラーの巻き方が寿退社の障害になるんだ?
と思ったら別々の記事だった。なんだ。

というより私がこんなメルマガを取ってることがいちばん間違ってるな。

***

本日の心に残ったフレーズ:

「くれくれタコラは子ども心にもくだらないと思いました。」



ぱわれす でいず 1201  05/11/19

よしながふみの「大奥」は、男女の立場が逆転した仮想世界の物語である。その世界の大奥は女性将軍にかしずく男の園で、謳い文句は

美男三千人

しかしそう言われても私は特になんとも思わない。

ガテン三千人

だったらかなりきますが。



ぱわれす でいず 1200  05/11/18

昔授業で日本語の女言葉には「命令形」がないと習った。
「行け」は「行って!」「帰れ」は「帰って!」
つまり相手に「お願い」しているわけだ。
女が命令などするべきでないという通念からきたものと説明されたように覚えている。
しかし、実は女言葉にも命令形はあったのである。

大奥に。 

よしながふみ「大奥」

人に言うことをきかせたいとき、これはいい。
「下がりゃっ!」「黙りゃっ!

声を裏返すとさらによし。ぜったい逆らわれないと思う。別な理由で。



ぱわれす でいず 1199  05/11/17

会社の向かいのビルが解体中。窓から作業現場が見えるのだ。黙々と働くショベルやブルドーザー。着々と壊されていく床や壁。

窓から写真を撮っていたら「なんで写真撮ってんの?」と訊かれた。
「なんでって、記録して変化を見なあかんやん」
あたりまえだろう。なんでそんなこと訊くのか?

と思ってから気づいたが、これは私がいつも家人に訊いていることだ。

なんでそんなこと訊くのか?
きっといつもふしぎに思ってたんだろうな。

悪いことしたな、と思った。



ぱわれす でいず 1198  05/11/15


会社の席の袖机になにげなく鍵をかけたら金輪際開かなくなった。どうやら間違った鍵を使ってしまったらしい。

さあ困った。

と思ったのだが、一日それで仕事をして困ったのは「ピップエレキバン」と「不二家ミルキー」を出せなかったことだけだった。それ以外ではまるで困らない。そしてたぶんこれから先も困らないと思う。なぜかというと他に何を入れていたか覚えてないからだ。

こんな人間に袖机を与えることはないです会社。



ぱわれす でいず 1197  05/11/12

ゴキブリやらなめくじやら蜘蛛やらアリやら、当家にはいろんな生き物が出るのだが、私がいくら騒いでも家人は動じない。退治する意志もまるでない。

「そらおるやろゴキブリも。」
「そらおるやろなめくじも。」
(以下同)。

しかしきょう手を洗おうと洗面所に入ったら


 →  
 up 

「そらおるやろ毛虫も。」

受け入れるなあっ!!


あす遊びに来てもらうYさん一家もそう思ってくれるだろうか。



ぱわれす でいず 1196  05/11/11

このサイトに広告は入れてないのだが。
「たまゆら」のサイトに貼ってあったバナーがたいへん気に入ったので、今日だけ広告付きにすることにした。



その名は、
の後のタメがまた。

軍手を使って疑問を持った人、ぜひたまゆらへ。



ぱわれす でいず 1195  05/11/9

人に読んでもらうためにこの日記を書いているのに、「読んでますよ」と言われるとうろたえる。「ごめんなさい」とかつい言ってしまう。

きょうも相互リンクしていただいているN氏に「本社でもみんな読んでるよ!」と言われ、「えー!ほんとですか?みんなって、誰が?」と恐縮+でもうれしい気持ちで訊いたら

「俺!」

あ・・・・ 俺、ね。

いやうれしいです。ありがとう。



ぱわれす でいず 1194  05/11/7

こんな色 のセーターを試着した。

店員さん、「何か言わねば!褒めねば!」と思ったのか
「うわー、秋、って感じですぅ!」

これを着た私で「柿」を連想したにちがいないと思う。



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