ぱわれす でいず 1223  05/12/31

年末は恒例の実家帰省。あいかわらず父は絶好調。
  • セフレってなんのことだといきなり聞かれた(セレブと言いたかったらしい)
  • 車に「枯葉マーク」をつけたことを報告された(紅葉マークのこと)
そして父が書いている年賀状をなにげなく見たら
「今年は夏テニス中に心臓発作を起こしました

さらに「死ぬんだったら春の桜吹雪の舞うコートで死にたいな」という意味の歌が書き添えてあった。

こんなおもしろい人の血を引いていてほんとにうれしいと思う。

※)医者に「お大事になさらなくていいです」と言われたらしい。ふつう言われないと思うが。


今年一年ほんとうにありがとうございました。
来年もイシイとぱわれすでいずをよろしくおねがいいたします。



ぱわれす でいず 1222
 05/12/29

年賀状はいつもギリギリ。今年は例年に増してギリギリで、一時はもうダメかもと思ったがなんとか年内に間に合った。今かなり褒めてほしい気持ちだ。遅刻した人間が「来ただけえらいだろう」と思うのと同じか。

年賀状といえば抱負だが、昔
「明るい美人」
と大書して出したことがある。そしたらある先輩から返事が来て

「他人のことはいいから自分の抱負を書くように。」

ダメを出されてしまいました。



ぱわれす でいず 1221  05/12/28

ずっと飲めなかったのに、最近になって急にお酒が飲めるようになった。
つまり、初めて「酔っぱらい」という状態を体験しているのである。

体験してわかったのだが(薄々気づいていたが)酔っぱらいってばかである。あー自分はいまばかだ、ということは自覚できるのだがばかになっているのでばかなことしか言えないしできない。そして1年のこの季節、日本中がばかで満ちあふれているわけだ。考えるだけでめまいがする。

さんざん飲んで食った忘年会の帰り、ひとりでチョコレートケーキ買ってアイスクリームといっしょに食べているのもまちがいなくばかのなせるわざですな。



ぱわれす でいず 1220  05/12/26

一年に一回しか使わないカラープリンタ、ぜんぜんいうことを聞いてくれない。「インク替えてください」って、替えたばかりだろう。「紙を入れてください」って、入れてるだろう。
「飯食うてない」って言い張るじいさんを相手にしているようだ。

苦闘3時間、やっとまともに動き出し、やれやれと思って連続印刷にしておいたら

両面裏の年賀状が50枚できていた。

「出すな」ってことだな。



ぱわれす でいず 1219  05/12/24

友人から電話がかかってきて

 「学生ん時使てたタイプライターと85年に買うたワープロが家にあんねんけど」
 「へえ」
 「使わへんし、たぶん動かへんし」
 「・・・だから?」
 「捨てていい?」

なんで私に断るか

 「いや、怒るんちゃうか思て」

もったいないオバケか私は。

もらいに行きましたけどね。神戸まで。

オブジェ



ぱわれす でいず 1218  05/12/22

人間自分に関わりの薄いものに対してはうかつな見方をしてしまいがちだが。

夜遅くの帰宅途中、ふだんは地味な喫茶店の前に飾りを施したきれいな木のオブジェがあった。

「お、門松かあ。早いね。」

次の朝見たらそれはもちろん「クリスマスツリー」だった。どうりで一個しかない/でかい/輝度高いと思った。

そこまでクリスマスに縁ないか私。



ぱわれす でいず 1217  05/12/21

協力先からケーニヒスクローネのスティックケーキをいただいた。
なのにうちの若者たち、

うまい棒すね!」

うまい棒とはなんだ。ケーニヒ様に失礼な。
と叱ったら

ゴージャスなうまい棒すね!」

こんな者たちに食べさせて本当に申し訳ないです。



ぱわれす でいず 1216  05/12/16

クリスマスプレゼントだと言って素焼きの音楽隊人形をもらった。



一瞬「お、かわいい?」と思ったがよくみるとかなりやばい人達のようだ。

瞳孔開ききってるし

裏を返してみたら

尻出して演奏してるし

なんかすごいものをもらった気がするぞ。



ぱわれす でいず 1215  05/12/15

夕食後、やたら胃の調子が悪い。どうにも不快なので胃もたれ・胸やけの薬を飲んだ。
ご存知の通り胃腸薬というのは胃をさっぱりさせる成分配合で非常にさわやかな飲み口である。
しかし胃の調子が悪いため、いま飲んだそのさわやか成分が逆流してくるわけだ。だから胃から喉にかけて今

むかつくようなさわやかさ。

このとほほ感、誰かにわかってほしくて書いてみました。



ぱわれす でいず 1214  05/12/14

きのうの「でかい段ボール」、とりあえず側において愛でているのだが、もうすでにものすごくじゃまである。
悲しいが片付けねばなるまいなあ、と思っていたらきょう、比ではないくらいの巨大段ボールが職場に届いた。誰の、何の荷物か知らないが、きのうの段ボールが「小屋」ならきょうのは「豪邸」である。家族で住める。こんな段ボールがこの世にあるなんて。まさにキングオブ段ボール。

「眼福」という言葉が浮かんだ。

当分ここに置いててくれますように。
「あげる」って言われませんように。



ぱわれす でいず 1213  05/12/13

「段ボールが好き」という話はここで何度かしたように思うが、私は昔段ボール箱の確保にいたく苦労した経験があって、段ボール=貴重品という汎用性のない式が魂に深く刻印されている。

そんな私の隣の席に、特大の荷物が届いた。真っ白丈夫プロポーションも見事な、夢のような段ボールで。
「イシイさんこの箱要りますか」

でもこれはでかすぎて使いようが。
「じゃ潰して捨てていいですか」

いやそそれは。

ということで私のものになってしまったのだが、こんなサイズのものをいったいどうする。

住むか。



ぱわれす でいず 1212  05/12/5

ストーンズ東京ドーム公演の概要あきらかに、のニュース
今回はメンバーが全員60歳以上と高齢化していることで、欧米メディアが「今回がストーンズとして最後のツアー」と報道。
たしかに日本ではバスもただで乗れる年齢だし、「高齢化」という字面もはらはらするが、でも実際はこれである

 拡大

10年後もぜったい「最後」で稼いでると思う。



ぱわれす でいず 1211  05/12/3

また歯医者に通っている。
以前にも書いたが、今の歯医者さんは名医だけれど「思っていることを全部口に出しながら治療する」というかなわん癖がある。人の奥歯のぞきながら「残念やな〜」とか言うのはぜひやめてほしい。

待合室で待っていると患者さんからの電話。助手の衛生士さんが応対している。

先生「○○さんどないしたて?」
助手「詰め物取れてしもたんですて」
先生「なにぃ〜!?それは許せん!」

ゆるせん気持ちなのは患者さんの方だと思うが。

ずっと「歯医者運」が悪かった私だが、この先生には一生ついていこう。
おもしろいから。



ぱわれす でいず 1210  05/12/1

同期のSが四国から出張に来ていた。
夕方の時点でSの顔を見た場合、当家に宿泊される確率は5割以上だと覚悟する。
きっと真夜中に電話が鳴って
「おーオレや〜帰られへんかったわ〜」

「そんなにしょっちゅうイシイさんち泊まってるんですか」
と訊かれて
「あのなあ。大阪はオレの町なんや(Sは豊中出身)。なんで自分の町で金出してホテル泊まらなあかんねん?」

そういう風にいわれたら気持ちはとても判る気がするが、私の立場としては
「だからってなあ」
という疑問を忘れるべきではないだろう。

「このまま東京行くつもりやから今日はええんや」とSが去ったのが午後8時で、これを書いている今は11時。

まだ油断はしないほうがいいな。



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