ぱわれす でいず 1339  06/9/28

いつも通る帰り道に、それはもう気の毒なくらい客の入らない店があった。
向かいの店は真冬でも外に行列ができているというのに、その店はいつもガラガラ。「並んでも入りたくない店」ということだ。

その店がしばらくシャッターを下ろしていたので、とうとう潰れたかなと思っていたら、数日後シャッターを開けた店は立ち呑み方式に改装されていた。
それ以降、いつ見ても盛況である。メニューも従業員も変わってないのに。

ということは、ネックだったのは「椅子」か。



ぱわれす でいず 1338  06/9/27

この方が
http://www.dydo.co.jp/d-1/
以前同じ職場にいて、過去4回この日記に登場していただいたN氏です(曝)1 2 3 4

***

きょうも休憩コーナーにて。
隣の若者二人は「カニせんべい」を食べている。

 「このカニ風味にマヒした頃やっとうまさを感じるな」
 「えー、それ、カニ味するんすか?」
 「あたりまえやろ。だからカニせんべいや」
 「でも鳩サブレ鳩味しませんやん」

こんな会話が聞けるから、休憩室はやめられない。



ぱわれす でいず 1337  06/9/26

少年の旅は続く。今日は「東光特等少年院」のような施設に放り込まれました。

***

休憩コーナーでぼんやりしているといろんな会話が聞こえてくる。
隣の若者たちは「熟女」についての意見交換のようだ。

 「マドンナはどうや」
 「オレOK。ぜんぜんOK。」
 「でも一緒に暮らすとしんどいって」
 「触ったら硬そうやしな」

「そこまでの距離」がどれほどであろうとも、とりあえずシミュレーションしてみるのが男。



ぱわれす でいず 1336  06/9/25

丹波哲郎氏の訃報を聞いて、みんながしゃべっている。
「で、丹波哲郎って何歳やったん?」「えー、いくつやろ?」

誰もわからない。

そこへ最年長(50代)のOさんが

「80ちょっとだろ?野際陽子がいま60代だから

そんな難易度の高い根拠を提示されても、誰もどうしていいかわからない。

「だからさ、キイハンターのこと考えたら、年の差そんなもんだろ」

そうかキイハンターか。なるほど

と理解できたのは私だけでした。

(丹波さん合掌。児玉大将好きでしたよ)



ぱわれす でいず 1335  06/9/23

ネットで調べものをしていて、「日本の流行年表」というサイトを見つけた。
懐かしものは大好きだ。おもしろそう、とクリックすると

 慶応3年(1867) ええじゃないか


インベーダーゲームやジュリアナにたどり着くまでどれだけスクロールだ。



ぱわれす でいず 1334  06/9/21

同じ仕事で同じ場所への出張なのに、飛行機と新幹線に分かれて行くという同僚ふたり(女性)。

 「なんでまた別々に?」
 「万一どっちかに何かあっても仕事大丈夫なように。」

その心構えはすごい。と感心して
 「皇室の人みたいやね」
と言ったら、

 「日本相撲協会と言ってください!」


いやまあ、その方がいいって言うんなら。



ぱわれす でいず 1333  06/9/20

現実世界と魔法の国を行き来しながら、母の命を救う鍵を探して旅する少年

という物語を読んでいる。
こうはしょって書くとどう見てもファンタジー小説だし、実際そのように分類してあるわけだが、少年はヒッチハイクして男に襲われたり、なけなしのお金をぼられたり、そして今は場末のバーで働かされ、便所掃除をしているところである。

ジブリアニメをさいとう・たかを(もしくは池上遼一)の絵で見てるような感じとでも言うか。

でも「冒険の旅」って、実際やってみるとこういうもんなんだろうな、と思う。

おもしろいです。スティーブン・キング。



ぱわれす でいず 1332  06/9/19

四国のS、やっと退院したそうだ。(まだ入院してたのだ)

入院中は不自由な生活を強いられ、周りにいるのは病気やケガの人ばかり。交錯する人生模様とありあまる時間の中でついいろいろ「考えて」しまうらしく

「人生ってなんやろう」

とかメールが来て、あげくには「あーニーチェが読みたい」などと言い出す始末。
やっぱり色々思うところあったか、と思っていたが、退院後この診断をやったところ

72のカブやったわ。」

だそうで。

人の本質は変わらない
という結論でいいだろうか。

***

私がやってみたら34だった。全然まだまだだ。
あの灰皿持って帰らなかったのが敗因か。



ぱわれす でいず 1331  06/9/18

家人と待ち合わせをした東急ハンズの前で「電動カート」(こんな商品)が展示販売されている。こんな若い人ばっかりの店じゃ売れんだろうよ、と思って見たら販売員と話し込んでる客がいる。

家人だった。

 「なんであんな商品に興味あるですか?」
 「あれ売れてるらしいで」

いや、だから

 「性能もよくなってるし」

いや、だから

 「昔は何十万したんが今買うたら18万」

だからなんで、「今」なのかと。



ぱわれす でいず 1330  06/9/15

優秀な営業マンだったIさんが、営業の極意指南書をアップしてくれた。

営業とは「扱いをとること」であり、そのための「交渉」であり、その心は

 「もっとくれ。」

「この度は○○の扱いいただきましてありがとうございました。つきましては△△の扱いも弊社にください!」
「弊社の総合力を生かしてサービスさせていただきたく、この際扱い全ていただきたい!」

これである。遠慮など何のためにするのか。

 欲しいといわなきゃくれないぞ!
 さあ、さあ、つきまとえ!つきまとえ!



人生のいろんな局面で思い出したい。



ぱわれす でいず 1329  06/9/14

総菜売り場で「食卓のあと一品」を探す。最近繊維を摂ってないなあと、中華くらげの和え物を買った。

しかしよく考えると「くらげ」は植物じゃない。
食卓で家人に聞いた。

 「中華くらげってなんですかね」
 「軟体動物や」
 「やっぱりカンピョウの仲間とかじゃないんですよね」
 「ふりをしてるだけやな」

いや、くらげもそういうつもりじゃないと思うが。



ぱわれす でいず 1328  06/9/12

「あなたとなら大和路」(奈良観光協会)
「奈良を習おう」(JRキャンペーン)

私は駄洒落が嫌いというわけではない。むしろ大好きだ。しかしこれらは駄洒落としてぜんぜんダメである。何が「ダメ」かって言葉では説明しにくいから、「よい」例を示そう。
大阪市の歩きタバコ禁止啓蒙キャラ

「アカンずきんちゃん」

・・・え、わからない?(やっぱり?)



ぱわれす でいず 1327  06/9/10

週末は東京に行っていたのだが、向こうで会う方に「おみやげを持っていかねば」と新大阪駅で気がつく。

あまり時間がない。何がいいだろう?「よしもと芸人まんじゅう」と「かに道楽着ぐるみKITTY」ではどちらが迷惑か。いや「たこやきようかん」の方がいやか。喜ばせるのと同じくらい困らせるのは難しい。どうしよう。あーもう時間が。

なぜ友達を困らせねばならないのか?

「丹波豆・枝付き1キロ」を買う寸前でわれに返って事なきを得た。

***

お世話になったみなさん、ありがとうございました。そういうことで手ぶらでしたが。



ぱわれす でいず 1326  06/9/6

毎日毎日山のように出会い系のメールが来る、と嘆く友人。

 それはもう、1回出会ってやろうか?と思うほどです

ふつうは

 それはもう、うんざりするほどです
 それはもう、アドレス変えようかと思うほどです

と来るところが、思いもよらない反応。

こういう生き方もおもしろいな、と思った次第です。

見てる分には。



ぱわれす でいず 1325  06/9/3

まだじかにお目にかかったことのない方と今度初めて会うのだが

「年の頃なら松田聖子です。」
「年の頃ならトムクルーズです。」

目印といいながら攪乱情報を伝え合っている。

どんな狭い会場でも会えないかもしれない。



ぱわれす でいず 1324  06/9/2

家人の友達のみなさんと会う。

PIPPINアットマークを持っていたり、部屋のインテリアにスコットがいたり、小学校の部活が「郷土史研究」だったり

そういう人達に

「Hさん(家人のこと)がいちばん変わってるよね」
「他にはいないね」

と言われるのだから家人は立派な・・・

なんだろう?



ぱわれす でいず 1323  06/9/1

8月の猛暑が嘘のような涼しさ。

夏が終盤を迎え気温が下がると、当家に住んでいる蚊が明らかに活性化する。
もう時間が残されていないのを感じ取り、生き急ぐのであろう。

しかし同じことを家人が言うと

 「やっぱり涼しいと蚊も元気やな!」

違うことを言っているように聞こえる。



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